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2008オープンキャンパス情報





2008年8月1日号
頻出テーマ別特集
入試問題研究は志望校合格への道しるべ。
徹底的に対策しよう!

過去問は入試直前になったら挑戦するもの――そのように思っていた受験生にとっては、「夏から過去問」といわれても、「まだ入試範囲がすべて終っていない」「演習問題に取り組んでいない」といった不安がよぎるかもしれない。では、合格を果たした先輩たちは、過去問をどのように活用していったのだろうか。

資料は、東進タイムズ8月1日号TOPICでも紹介した「合格発表会場アンケート」の結果である。「過去問を解く目的は何ですか」と質問したところ、最も多かったのが「志望校の出題傾向を掴むため」で、85.7%であった。続いて74.4%が「入試問題の難易度を知るため」、55.5%が「自分の実力を知るため」、50.8%が「試験の時間配分を考えるため」と回答した。この結果を見ると、過去問を解く目的は志望校の合格ラインに達するかどうかを測るだけではなく、志望校の出題傾向や難易度を把握するため、という人が多かったようだ。

東進タイムズ8月1日号TOPICでも判明したように、過去問研究の差が大きく合否を左右するといえるだろう。

次から紹介する入試問題の頻出テーマ別対策法を参考にして、さっそく君も志望校の過去問に挑戦しよう!

入試問題
頻出テーマ別対策法

難関大入試の出題傾向をチェックして、各教科の頻出テーマ・分野を確認しておこう。ただし、学部・学科によって出題形式や傾向は大きく異なる場合もあるので、志望校が固まったら入試要項や過去問をチェックして確かめておこう。

和文英訳の際に気をつけることは、まず自分の使える「型」と「表現」をたくさんストックすること。そして、その「型」および「表現」はなるべく応用のきくもの、 かつplain(平易な)なものを主体に覚えよう。

例えばこんな表現。
“No sooner had I left home than it began to rain.”
「私が家を出るや否や、雨が降り始めた」という意味ですが、これはもっと単純な言い方をすれば“Just as I was leaving home, it began to rain.”となる。和文英訳は、決して難しい表現にしなくてもOK。易しい表現でも全く問題はない。

また、和文英訳をする前に、和文和訳をしてみることもおすすめ。同じ「いう」という日本語でも、「友達が言う」と「そういうもの」は大きく異なる。

最後に、減点を減らすこと。スペルが間違っている、三単元の“s”が抜けている、“a”や“the”が抜けているだけで5点、10点と減点されてしまうので、細かなところまで気を配ろう。

この問題に限らず、難関理系・医系の数学に対抗するには、必須事項の真の理解と強靭な集中力によって裏打ちされる計算力が不可欠だ。そのために、まずは“基本”の徹底した理解を追求する勉強が大切。公式を暗記して、その使い方の練習に終始することは決して数学の学習ではない。問題の解き方を覚えることが勉強なのではなく、問題の本質的意味を理解しようとする中で、最も重要な“基本”の修得および柔軟な思考力を養成することが本当の勉強だ。

古文の場合、センター試験対策でも国公立二次・私大受験の記述対策でも、求められる力は英語と同じように単語と文法の力である。加えて、文章の流れを読み取る力が大きな土台となる。これがなければ、現代語訳も理由説明もできなくなってしまう。

また、記述問題はとにかく書いて練習を重ね、自分一人で問題を解いて、解答・解説を読んで答えがわかった気にならないように、ぜひ先生や友人に添削してもらおう。そうして自分の作った答案を客観的に見てもらうことで、大きく記述答案作成力を伸ばすことができるはずだ。

早稲田大学の場合は実験に関連した反応式や、実験装置に関連した問題が比較的多く出題されている。理論だけでなく無機・有機分野からまんべんなく出題され、正しい解答を導き出すためには高い計算力が必要となる。また慶應義塾大学の理工学部の場合も同様に、化学の知識に加えて高い計算力と物理学的な思考が求められる。

高3生は、これまでに身につけた基礎知識を志望校で求められる応用力へと飛躍するために、時間を計って過去問演習に挑戦しよう。また、解答に至る考え方や実践の仕方を、授業や参考書から吸収していこう。

世界史の入試問題は、大きく分けて、(1)完成問題 (2)正誤問題 (3)史料・図版問題 (4)論述問題のタイプに分類できる。ただし、(1)は少数派、(2)から(4)が多数派だ。ここで注意したいのは、いくら解き方を習ってコツを理解できても、大切なのは繰り返し自分で解いて慣れること。

例えば早稲田大学の場合は正誤問題で難問が出題されることで有名だが、ある事柄の年号を覚えただけの単純な知識量では太刀打ちできず、歴史的事実に対する思考力も問われる。どの志望校の場合も、まずは過去問を解いて、どのような出題形式でどのようなテーマが出題されやすいのかを把握し、繰り返し解いて体で覚えよう。