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2008オープンキャンパス情報





2006年12月1日号

この企画では、約1年後に大学受験を控えた高2生のために、今ぜひ知っておきたい大学受験の基礎知識を紹介していく。前回はセンター試験の基礎知識を紹介したが、今回は多様化する大学入試制度を特集する。「入試がどのように変わるのかまとめて知りたい」「大学入試制度の基本もわからない」という高2生は必見だ!

後期試験廃止、全国入試の導入―― 国公立大学入試が変わる! 〜国公立大学〜

国公立大学の二次試験にあたる個別学力試験では、分離分割方式と呼ばれる方法が一般的だ。分離分割方式とは、募集人員と入試日程を2つ(または3つ)に分けて実施する方式のこと。「前期日程」「後期日程」、および公立大の一部で行われている「中期日程」がある。

ところが、この中の「後期日程」を廃止する大学が相次いでおり、2007年度から京都大、東北大などの大学が複数の学部において廃止することを決定している。2008年度からは名古屋大学も同様に廃止するなど、旧七帝大を含む国公立大学で続々と廃止される。また、東京大学では廃止こそされないものの、2008年度より後期日程の募集人数を大幅に削減し、理科V類(医学部)を除いた全科類を一本化して募集すると発表した。

つまり、一般入試で国公立大学に合格しようと思った場合、前期日程が勝負の場となる。そのため、センター試験でしっかりと高得点を取ることがこれまで以上に大切になってくる。

また、入試を全国各地で行う大学も登場している。「少しでも多くの優秀な学生を集めるため」というのがその理由だ。私立ではすでに多くの大学が全国入試を実施しているが、今後は地方の国公立大学を中心に全国入試が増加することが見込まれ、地元にいながらいろいろな大学を受験できる機会が増えそうだ。


「全学部入試」の登場で、志望校合格へのチャンスがますます広がる 〜私立大学〜

私立大学では個別学力試験が基本で、文系学部は英・国・地歴公民、理系学部は英・数・理の3教科が課されるのが一般的。このほかセンター試験利用入試や推薦入試など、さまざまな方式の入試が実施されているが、最近注目を集めているのが「全学部入試」である。

全学部入試の詳細は大学によって異なるが、基本的に全学部の受験生が同じ日に共通の入試問題を解く。そのほかの一般入試日程に比べて募集の枠は少ないが、受験生にとっては志望する学部の入試に挑戦するチャンスが増えることになる。

例として、明治大学の場合は受験科目などの条件をクリアすれば、1回の試験で複数学部の併願が可能(例えば、英・数・国・理・地歴公民の全科目で受験しておけば、文・政治経済・理工学部など全学部に出願できる)などメリットは大きい。

また、私立大学でも全国入試を実施する大学がさらに増えている。例えば2007年度からは東京理科大が夜間学部を除いた全学部で全国の主要都市において入試を実施すると発表している。

かつては志望校にチャレンジする機会は限られていたが、現在ではこのように受験機会が広がってきている。今後もさまざまな入試制度が設けられることが予測されるため、志望校を決めたら、その大学・学部ではどのような入試が実施されているのか、さっそく調べてみよう。