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2006年11月1日号
東進タイムズ11月1日号TOPIC関連記事
「合格力」をつけたい受験生必見!
これが合否を分ける答案作成力

センター試験まであと約80日。志望校の入試で合格点を取るためには、より具体的な戦略が必要となる。ここでは、合格力をつけるために必要な答案作成力とは何か、答案作成力を養うためにはどのような学習が必要かを考えていく。

《そもそも答案作成力って何?》

答案作成力とは、問題の意図を正しく読み取り、正しい知識と正確な言葉と文章で、採点者に伝わる答案を作る力のこと。

記述・論述問題においては、合格に近づくために特に重要となってくる力である。幅広くとらえると、センター試験で効率的にマークシートをぬりつぶすこともそれに含まれ、まさに「入試本番での実戦力」といえよう。

問題1 なぜ答案作成力が必要なの?
合否を分けるのは1点の違い!

「2回試験をやれば半分の合格者が入れ替わる」といわれる大学入試。資料1を見てもわかるように、たった1点の間に数十人、大学・学部によっては数百人がひしめき合っている。それゆえ「合否を分けるのは1点の違い!」といっても過言ではない。

合格するためには、取りこぼしを防ぎ、1点でも多く得点する必要がある。

問題2 答案作成力を身につけるためにはまず、どうすればいい?
とにかく志望校の過去問に挑戦する

志望校の傾向に沿った答案作成演習を重ねて、自分に足りない力を一つひとつ補っていく作業で答案作成力が身についていく。

具体的には志望校の過去問を解いて、自分で答案を作成してみることだ。問題を読んで簡単そうだと思っていても、実際に答案を作成してみると意外と解答用紙を埋められないことが多い。このように、記述問題に挑戦すると、自分がいかに「わかったつもり」になっていたかがわかる。「まだこの部分は知識が足りないな」 「うまく答えが書けなかったな」など、過去問を通じて知識不足だと感じたところは、教科書や講座のテキストまで戻って補っていこう。

問題3 志望校対策のために過去問をやっているけどなかなか成績が伸びない。どうして?
自分では部分点がわからず採点しにくいので、
答案の問題点が見えていないのでは?

次に、知識不足な分野を固めながらなんとか解答を作成した!と思っても、答えをみると全く違っていてがっかりというケースもあるかもしれない。合格点に到達する答案作成力を身につけるためにはもう一歩踏み込んだ学習が必要だ。

特に、記述問題は設問で聞かれていることを正しくとらえ、それにあわせて解答をつくることが求められる。答え合わせをしておしまいではなく、答えを見てなぜ違うのかを分析してみよう。

問題4 合格できる答案作成のポイントを教えて!
まずは、「答案は第三者に添削してもらう」という意識を持とう!

ここで、資料2の編集部が実施した合格発表会場アンケートの結果を見てみよう。現役合格者が「過去問を解いていて困ったこと」として最も多かった回答は「記述の採点ができない」であった。

つまり、解答を作ってもそれが正しいのかどうかわからなければ、意味がない。問題の意図を正しくとらえられているのか、どこがどう違うのかをしっかり分析する必要がある。

実際の入試では、持っている知識を最大限に活かして、制限時間内に1点でも多く得点できる答案作成力が求められる。そのためには自分が書いた答案を第三者の目で、きちんと添削してもらうことが必要だ。普段、人に見てもらうような文章を書き慣れていない受験生は、自分では正解だと思っていた解答が、答案として驚くほど不完全であるケースが多い。これまでに得た知識を総動員して、第三者に正しく伝わるように表現する力を磨くことが重要だ。(答案作成力養成道場 理科・地歴 編参照)

下の図は、答案作成力のポイントをまとめたものである。これらのことをきちんと整理して、答案作成力に磨きをかけていこう!