東進タイムズ3月1日号TOPIC関連記事
特集 新学期までにやっておきたいことNO.1
今しかできない、今だからできる『基礎固め!』
〜これが難関大合格への第一歩〜
合格者のアンケートや成績データから、まずは何よりも基礎固めが大切であるということが明らかになった。ここでは、基礎を固めるとはどのようなことなのか。また、何をすれば基礎が身につくのかを考えていく。
CHAPTER1 基礎学力とは何か?
「基礎を制する者は受験を制す」といわれるように、志望大学合格の必須条件は「基礎学力の有無」である。
では、その基礎学力とはいったい何を指すのか。国語の辞書をひも解き、まず「学力」という言葉を調べると、このように書かれてある。
「学校などにおける系統的な教育を通じて獲得した能力。教科書内容を正しく理解し、それを知識として身につけ、その知識を応用して新しいものを創造する力。がくりき。」[『大辞林』(三省堂)より抜粋]
各教科の内容を正しく理解して知識を身につけ、応用できる力が「学力」ということは、各教科に対する「正しい理解」と「知識の習得」という2点が基礎学力であるといえそうだ。
教科別にいえば、英語であれば単語・熟語・文法の暗記。数学の場合は、計算力の養成や単元別の公式など基礎知識の理解が挙げられる。
CHAPTER2 基礎が固まれば、成績は飛躍的に伸びる
基礎固めを行っているときは、「本当にこれをやれば得点に結びつくの?」と不安に思うこともあるかもしれない。しかし、東進タイムズ3月1日号TOPICでも明らかになったように、基礎学力がある人は難関大・有名大の合格率が高いというデータもある。
また、脳科学で証明されたデータを見ると、学習量と成績の関係は単純な比例関係にあるのではなく、べき乗の関係にある。下のグラフのように、勉強の成果は、ある一定の期間を経てから、爆発的に伸びるものなのである。これはつまり、学習を早くスタートさせて土台を早く固めれば伸びる時期も早く訪れるが、学習スタートが遅れると、成績が伸びる時期が入試本番に間に合わなくなってしまうということである。
CHAPTER3 中学生までとは違う高校生の脳
「中学まではそうでもなかったのに、高校に入ってから暗記が苦手になった……」という高校生は少なくないのではないだろうか。
高校での勉強は、中学までと比べると、格段に量が増え、高度な思考力が問われる内容になる。しかし、暗記がしづらくなった理由はそれだけではない。中学生と高校生では、脳の質に変化が起こるからである。
東京大学 大学院薬学系研究科講師で薬学博士の池谷裕二先生の『最新脳科学が教える高校生の勉強法』(東進ブックス)によると、人間の記憶には「知識記憶」と「経験記憶」という2種類があり、中学生の頃までは前者が発達しているが、高校生になると「経験記憶」のほうが優勢になってくるのである。
「知識記憶」とは、学校で学ぶ公式や英単語、歴史上の人物などの知識や情報など何らかのきっかけがないと自由に思い出せない記憶のこと。一方「経験記憶」とは、自分の過去の経験がからんだ記憶、例えば通学中に転んでケガをしたことや学校のテストでよい点数を取ったことなど、自由に思い出せる記憶のことである。
つまり、高校生になると、知識を単純に覚えるのではなく、物事を関連づけて覚えることのほうが得意になってくるのだ。学校で学ぶもののほとんどが知識記憶。学習量が増え、脳の質が切り替われば、「暗記が苦手」と感じる高校生が増えるのは自然なことなのである。
CHAPTER4 コツをおさえて、効率よく基礎固め!
たしかに高校生になると中学までとは脳の質が変化してくるが、それは「覚えられなくなっている」という意味ではない。
全ての土台となり、かつ、覚えなければ始まらないという知識はそれほど多くはない。英語で言えば、単語なら1500語程度、熟語なら750語程度だ。
この程度の量であれば、暗記のコツをおさえればうまく覚えることができる。効率よく暗記していくためには、脳の性質を踏まえた科学的裏づけのある覚え方をしたほうがよい。
左のページに、基礎学力を測定する東進の「対志望大基礎判定テスト」を徹底解剖した。これからの学習を効率的に進めるためにも、ぜひ参考にしてほしい。

※合格大学は、いずれも2月17日現在のものです。
藤原 知世さん
埼玉県立 和光国際高校
東進ハイスクール上福岡校
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センター試験で予想外の大失点
気持ちを切り替えて志望校へ挑戦、そして合格!
入試まで1年を切った高3の4月に受験した「センタープレ入試」では、国語が5割、日本史が3割と志望校合格には程遠い結果に愕然としました。東進の担任の先生と共に、センター試験レベルの基礎から早急に固めていく学習計画を立てました。出口先生の「驚異の現代文」を受講して現代文の読み方をしっかりと身につけ、問題集で演習を積み重ねることで実戦力を養成。その結果、12月の「センター最終プレ入試」では勉強の成果を発揮することができ、9割近く得点! 入試本番への自信につながりました。
しかし、緊張のためかセンター試験本番の国語がまさかの5割。志望校の入試が控えていたので大きな不安が込み上げてきました。しかし、すぐに気持ちを切替え志望校に向けての勉強を続け、本番では緊張することなく実力を発揮することができました!
新学期までにこれはやっておこう!
英語の土台となる英単語や英熟語は高2のうちに覚えてしまうと、スムーズに長文が読解できるようになります。
私は高2の頃から英検受験のために『英単語センター1500』に取り組んでいたので、学校の授業や東進の講座も効率良く理解することできました。
担任の先生より
藤原さんは、計画的に学習が進めることができる意志の強さを持っています。特に志望校への想いは強く、二カ月後の「センタープレ入試」で8割を突破しなければ志望校合格は厳しいと言ったとき、本当に8割をマークするという実行力を持っていました。
予想外の失敗をしてしまったセンター試験後。いつも前向きな彼女の表情にも不安の色が見られましたが、持ち前のプラス思考で気持ちを切り替え、合格を勝ち取ってくれました。
福原 理宏くん
奈良県立 登美ヶ丘高校
東進ハイスクール奈良校
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夏休み前までに徹底的に基礎分野を固めて
憧れの志望校に合格!
高2の3月に受けた東進の入塾テストでは、苦手な数学II・Bが入塾ギリギリラインというひどい結果でした。そんな状態をしっかりと把握して、東進の担任の先生と共に学習計画を立案。1学期中は「受験数学I・A/II・B(基礎)」で基礎分野を 復習しながら、入試レベルの問題を解く力を養成するトレーニングを続けました。
文法が嫌いでほとんど手をつけていなかった英語ですが、山中先生の「難度別システム英語 文法編II」を初めて受講したときに、先生のわかりやすい説明で苦手意識がどんどんなくなっていったことは忘れられません。
1年前、受験のスタートラインにさえ立てていなかった僕ですが、東進で基礎から一つひとつ勉強を積上げたことで、憧れの志望校に合格することができました!
新学期までにこれはやっておこう!
夏休み以降は演習問題に費やす時間が多くなるため、基礎分野の学習に割く時間が少なくなります。比較的時間のある高2までに、英語であれば単語や熟語や文法、数学なら教科書レベルの内容をしっかりと理解しておけばよかったと思いました。
担任の先生より
入学当初は、入試科目の基礎分野がほとんど固まっていませんでしたが、東進で勉強を続けることで自分のペースを掴んでいったようです。福原くんは静かに闘志を燃やす努力家です。最後まで諦めずに勉強を続けたからこそ、1年前には想像できなかったような大学に合格できたのだと思います。