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2008年3月1日号
東進タイムズ3月1日号TOPIC関連記事
そもそも基礎学力って何だろう!?
志望校合格への第一歩「基礎学力」早わかり講座 Q&A

難関大合格者のアンケートや成績データから、まずは何よりも基礎固めが大切であるということが明らかになった。「基礎を制するものは受験を制す」といわれるように、志望校合格必須の条件は「基礎学力の有無」である。そこで、「基礎学力」とはどのような力なのか、どのくらい勉強を重ねたら基礎学力が完成するのかといった素朴な疑問について、Q&A方式で考えていく。基礎学力とは何なのかを知り、志望校合格へのステップとしてほしい。

Q1
基礎学力を身につけるためには、まず何から取り組めばいいの?

難関国公立大合格者の84.7%が4月までに基礎完成していた!の記事からも基礎学力がいかに大切なのかが実感できました。早速、志望校合格を目指して基礎学力を固めようと思ったので、今まで習った範囲を教科書を使って復習しようと思います。でも、ただ復習をしても、しっかりと力が身についているのかわからないし、何から手をつければいいのかもわからない。ポイントってあるんですか。

A1
英語なら単語・熟語・文法・構文。数学なら数I・Aと数II・Bを固めることと計算力のトレーニングから始めよう。

わかっているようで誤解が多い「基礎学力」。そもそも、基礎学力とはいったい何を指すのか。国語の辞書をひも解き、まず「学力」と言う言葉を調べると、このように書かれている。「学校などにおける系統的な教育を通じて獲得した能力。教科書の内容を正しく理解し、それを知識として身につけ、その知識を応用して新しいものを創造する力。」[『大辞林』(三省堂)より抜粋]

各教科の内容を正しく理解して知識を身につけ、応用できる力が「学力」である。つまり、各教科に対する「正しい理解」と「知識の習得」の二つが基礎学力であるといえそうだ。教科書の内容をなんとなく理解しているだけ、または問題が解けたとしても根拠がなければ基礎学力が身についているとはいえない。

例えば、仮定法というものがどのような考えなのかを理解して、人に説明できるくらい知識が整理されて、はじめて基礎学力が身についたといえる。

英語の場合、単語・熟語・英文法の習得。数学の場合は、単元別の公式など基礎学力の理解や計算力の養成があげられる。教科書や東進のテキストを復習する際には、これらのことを十分に踏まえて、ポイントを押さえた学習をしてほしい。

Q2
基本的な英単語と熟語の暗記はひととおり終わったのに、なかなか成績が伸びない。一体いつになったら伸びるの?

基本的な英単語と英熟語をひととおり暗記したので、以前よりは長文を読めるようになった気がする。でも、成績にはあまり反映されなくて、勉強の仕方が間違っていないか時々不安になります。早く成績を伸ばしたい場合の勉強法ってある?

A2
基礎が固まれば、成績は飛躍的に伸びる。早く成績を伸ばしたいなら、本格的な勉強を今すぐにスタートし、継続的に行うことが一番。

基礎的な勉強に取り組んでいるときは、「本当にこれをやれば得点に結びつくの?」と不安に思うことがあるかもしれない。しかし、難関国公立大合格者の84.7%が4月までに基礎完成していた!でも明らかになったように、基礎学力がある人は、難関大・有名大の合格率が高いというデータがある。下のグラフのように、勉強の成果は、ある一定の期間を経てから、爆発的に伸びる。これは学習を早くからスタートさせ、土台を早く固めれば伸びる時期も早く訪れる。反対に、学習スタートが遅れると成績が伸びる時期が遅くなり、場合によっては入試本番に間に合わなくなってしまうことがある。だからこそ、早期に基礎学力をしっかり固めよう。

Q3
入試に必要なのに超基礎レベルも解けない苦手科目がある。どうすれば苦手科目を好きになれる?

志望校の入試に大の苦手科目があって、志望校を変更しようか迷うことがある。でも夢は諦めたくないし、苦手科目を得意にする方法ってあるの?

A3
まずは範囲を決めて、基礎から集中的に学習してみよう!

脳科学の研究では、ある分野を習得すると他の分野の理解が容易になることが証明されており、「学習の転移」と呼ばれている。

その理論を利用すると、苦手科目の克服のためには「範囲を絞って徹底的に学習すること」がポイントだといえる。例えば数学が苦手な場合、あれもこれも取り組むのではなく「まず2次関数をマスターする」と決める。基本的な考え方を理解し、基礎問題を徹底的に解く。コツをつかんだら、問題レベルと解答スピードを上げていく。すると、解くことがどんどん楽しくなり、成績が上がる。

このようにして一つの分野をマスターすると、脳は知識そのものだけでなく「習得の仕方」も記憶するので他の分野は最初よりも容易に習得できるようになる。一つひとつ克服していけば、結果的に苦手科目をマスターすることにつながるのだ。まずは、一つの分野を集中学習することから始めてみよう。

相原 史彬くん
東京都 私立 足立学園高校
東進ハイスクール松戸校
早期の徹底的な基礎固めと得意科目づくりが合格の秘訣!
慶應義塾大学
薬学部

第一志望の入試では、「落ちたかもしれない」という気持ちが強かったんです。それでも合格することができたのは、得意科目の化学の存在が大きいと思います。

招待講習をきっかけに高2の冬に東進に入学して、最初は徹底的に基礎固めを完成させることを短期目標にしました。東進の高速マスター講座を利用して「英単語センター1500」と「英熟語750」を高3までにひととおり修了。化学は東進の講座を受講するようになってからは徐々にわかる範囲が多くなり、その後得意科目にすることができました。

入試本番でも、化学だけは自信を持って解答することができました。早期に入試科目の基礎固めと得意科目をつくることができたことが、合格の秘訣だと思います!

担任から一言
相原くんは、入学当時から自ら計画を立てて意欲的に勉強に取り組んでいました。最後まで諦めることなく挑戦する気持ちを持ち続けたことも、合格の決め手になったと思います。
嶋田 浩太くん
東京都 私立 東京農業大学第一高等学校
東進ハイスクール向ヶ丘遊園校
計画的な受講と万全な志望校対策が自信につながりました!
上智大学
経済学部

「高3の夏までに世界史をひととおり終わらせたい!」そう思って東進に入学した僕は、担任の先生と相談して、斎藤先生の「ハイレベル世界史」を8月までにすべて終わらせる受講計画を立てました。毎週の面談を通して進捗状況を確認しながら、結果的に地域史や文化史などの夏期講習講座を含めてすべて8月までに受講を修了。講座の確認テストは満点を2回取れるまで受験し、夏以降は過去問演習を重ねて志望校対策を行いました。

また、受講した際に板書したノートには、問題演習でつまずいた用語を書き込み、試験前日に上智大学の頻出テーマである戦後史や東南アジア史のページを改めて確認していたら、本番では見事に的中。自信を持って解くことができました!

担任から一言
嶋田くんは、自分の弱点分野や苦手意識から目をそらさずにしっかりと向き合うことができる生徒でした。その自立心の高さと前向きな努力で、高3の4月に志望していた大学よりもランクを上げて挑んだ第一志望校に、見事合格できたのだと思います。