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今、「学力低下」について議論が盛んですが、こんなデータがあります。DATA 「学力低下の現状」
これは、現行の教育課程の最初の年度の生徒を、それ以前の旧教育課程の生徒と同じ学力分析試験を使って比較したものです。教育課程の変更で学習内容を削減したことにより、学力トップ層よりも、それより下のグループに15〜20%もの低下が見られ、明らかなしわ寄せがでていることがわかります。また、全体的にみて理数系の科目で低下が目立ちます。
こんなデータ−もあります。中国のトップレベル大学の学生と、日本の難関国立大学の学生に同じ学力試験を課したところ、満点をとった学生が中国では9割いたのに対し、日本の東大や京大の学生は、3割しか満点をとれませんでした。マスコミがあおってきた「受験悪玉論」の名残りでしょうか、いまだに日本人は自分達自身を「学力的には世界トップレベル」だと思っているかもしれませんが、これが日本の現状なのです。
21世紀は、独自の発想や想像力が求められる時代です。少子化が深刻な問題となり、天然資源も人口も乏しい日本。日本が国際競争が激化してくる時代で生き残るために必要なことは何でしょうか。私は、やはり高い技術力や知識・知恵から生まれる知的生産力を高めることだと考えます。若い人たちには「ただ勉強する」のではなく、日本には「知の必要性」があり、その一翼を担うのはきみたちであるということを知った上でしっかりと勉強してほしいと思っています。
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