みなさんは、ふだんあまり意識していないかもしれませんが、睡眠にはリズムがあります。寝ている間には「浅い眠り」と「深い眠り」が周期的に交互に起こっているのです。
この周期はだいたい90分くらいです。浅い眠りの時には、本人は眠っているにもかかわらず目をキョロキョロさせています。これは「レム睡眠」という睡眠状態で、眼球が動いているのは夢を見ているからだとも言われています。
さて、この浅い眠りと深い眠りの周期は、寝ている間に何度か(ふつう4〜6回ほど)繰り返されて、睡眠時間が十分になると、浅い眠りになったときに自然に目覚めます。ところが、目覚まし時計などで、深い眠りのときに強制的に起こされると、寝起きが悪く、頭がボーっとします。しかも、この朦朧(もうろう)とした意識が一日中続いてしまうこともあるから大変です。もし、これがテストの日だったら一大事ですよね。
すっきりとした頭脳で一日を過ごすためにも、レム睡眠の時に目覚めるようにしましょう。睡眠の周期は人によって微妙に異なりますので、自分のリズムを把握しておくことが大切です。そして、ふだんから、同じ時間に寝て、同じ時間に起床するように、一日のリズムをしっかりと作っておきましょう。