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 明治大学の2002年度一般入試が2月9日の商学部(2教科・調査書方式)を皮切りにスタートした。本年のセンター試験は理系に不利であったため、明治大学の理工学部は、国公立大学志願者にとって格好の併願先となったようだ。
 新高3生・新高2生が今年の入試問題を解いてみても、制限時間内に合格得点を獲得することはまだ難しいかもしれない。まずは、研究するところからはじめよう。それが志望校対策の第一歩となるはずだ。



明治大学の2002年度一般入試(センター試験利用方式を除く)の志願状況は下表(表1)の通りである。大学全体で約7%アップ。7学部の中で志願者が昨年を下回ったのは政治経済学部だけにとどまった。

志願者が増加した背景には様々な要因がある。日本を代表する有力私立大学の一つであるため、受験生の上昇志向が反映したことは間違いない。また、文学部心理社会学科など新たに4学科が増設されたため、選択肢が広がったこともあるだろう。しかし、それだけでは説明が足りない。大きな要因として今年のセンター試験がある。国語 I ・II は平均点がアップしたが、その他の科目はおおむね難化したため、5教科6科目(800点満点)で約7点の平均点ダウンとなった。これは国公立大学志望者には痛い。それならば、私大に併願をかけておきたいと考えるのも当然であろう。その矛先の一つが明大というわけだ。

特に、今年のセンター試験は理系に辛かった。そのため、理工学部は、数学II・Bや物理IBで思うように得点を伸ばせなかった受験生の格好の併願先となったのであろう。明大理工学部の入試は「国公私立併願組」と「私立専願組」のバトルというわけだ。
 もっとも、理工学部は学科別に入試を実施している。志願者が大幅増となった機械工学科や機械情報工学科の一方で、電子通信工学科や情報科学科はダウンとなった(表2)。どの学科を受験したかによって受験生の明暗も分かれたようだ。

(表1)明治大学志願状況

  
2002年度
2001年度
指数
募集人員
志願者数
志願倍率
募集人員
志願者数
志願倍率
法学部
700
8,701
12.4
710
7,271
10.2
120
商学部
726
8,607
11.9
746
8,428
11.3
102
政治経済学部
654
9,804
15.0
672
10,133
15.1
97
文学部
430
6,377
14.8
446
6,097
13.7
105
理工学部
625
9,352
15.0
665
9,154
13.8
102
農学部
392
5,263
13.4
410
4,927
12.0
107
経営学部
409
7,652
18.7
419
6,306
15.1
121
合計
3,936
55,756
14.2
4,068
52,316
12.9
107
※指数は平成13年度の志願者数を100として平成14年度の志願者数を表示
※平成14年度は2月12日時点で第一部のみ集計した数字

(表2)明治大学志願状況(理工学部学科別)

2002年度 2001年度 指数
電気電子工学科 907 898 101
電子通信工学科 770 982 78
機械工学科 1,570 1,267 124
機械情報工学科 1,033 881 117
建築学科 1,942 1,790 108
工業化学科 895 845 106
情報科学科 1,221 1,549 79
数 学 科 480 458 105
物 理 学 科 534 484 110
理工学部合計 9,352 9,154 102
※指数は平成13年度を100として平成14年度を表示

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