<<2002/2![]() ![]() 意識して過去問を解き、「模範解答」の最終形を描け! 設問の意図を確認。何が問われ、どう解けばいいのか? 二次試験まであと10日で何をすべきか。 ここでは最後に、過去3〜5年分の問題をもう一度解いておこう。その際、きちんと各設問ごとに、問題の意図を確認しておくこと。 例えば、東大を例にとってみよう。1番には要約問題と段落整序問題があるから、つまるところ、ここでは何が問われ、それにどう解答すればいいのかということをフォーマット化しておくんだ。2番の、会話文を完成させる英作文は、要するに文脈問題だね。3番のリスニングでは、試験開始後45分くらいから放送が流れるが、当然ここまでに、あらかじめ問題を読んでおくという仕込みが必要だ。その仕込みをどの時間帯に持ってくるかも計画しておくこと。リスニングの文章も、会話文か論説文かでつかむべき意図が違ってくるからね。4番は文法問題と解釈問題だが、結局は文法力が問われている。だから解釈も、文法事項が把握できているような解釈をしなければならない。5番の総合問題では、例えば小説文がでてきたら、また文の種類を意識して解く。 このように、 問題1つ1つに関して、問われている内容を掌握し、どうやって解けばいいのかを確認していく。たとえ1番で表面的に問題が変わっても、問われていることの意図は同じなのだから、あわてる必要はない。これは、どこの大学に関しても同じことだ。そして、自分できっちりと「模範解答」の最終形を作って本番までに万全の準備をしておこう。 試験会場に入る前に、もう勝負はついている。 結局は、問題で何が問われているかわからないから、試験に合格するかしないか不安になる。そういうつまらない不安にかられているのであれば、少しでも、問題に対する不明確な部分を取り除くことに全力を尽くそう。 入試は試験場に行って、初めての問題をうまく解けるかどうかではない。実際は、試験場に行く前にもう勝負はついている。本番では、問題を見て、自分が描いている「模範解答」の原形からいかに修正できるかがカギになる。あと数日、最後まで全力を尽くそう。 ![]() 受ける大学の過去問をもう一度解こう。見たことのある問題がきっとある ! 解答にカッコよさは求めない。とにかく自分の考えを伝えること。 受験生のみんなは、もうこの時期、自分の受ける大学は決まっているはず。受ける大学が、自分の「一番行きたい大学」だけど、いわゆる「合格できそうな大学」とは多少ギャップがある人もいるかと思う。そんな人のために、国公立二次試験までの短期間にできる有効なことは、自分が受ける大学の過去問数年分をもう一度解くことです。 例えば理系なら、大問が6題くらいの出題ですが、そのうち2題くらいは、見たことのある問題が出されます。過去問を解くときはそのことに注意して、「本当に2題くらいは解けそうだな」ということを確認しておきます。文系でも、4題くらいの出題のうち、1題は見たことがある問題でしょう。 入試でも同じようになるはずですから、1番から解くのではなく、自分が見たことのある問題から解いていきましょう。例えば、2時間半で5題を解く試験を想定してみます。1題あたり30分ですが、自分が見たことのある問題には、それ以上時間をかけてもかまいません。そしてコツは、見たことのある問題でも、パーフェクトは狙わないこと!多少ラフでも、最後までいきましょう。解答は、数式、グラフ、図、絵、日本語、何を使ってもかまわないので、自分の考えが伝わるように書きましょう。1問解けたら安心して、平常心を取り戻せます。これが重要なんです! 努力してきた自信と自分で作り上げたノート。 今から全く新しい問題を解くのは、よっぽど実力に自信がある人以外やめましょう。この時期は、1問でも解けなかったら不安になるものです。それよりも、自分で解答を書いた問題で、「これは苦手だったな」というものを、ノートでもう一度見直すべきです。ノートを見て「ここまでやったんだから、合格できるはずだ」という自信を持ってください。 そして、今までやってきたことへの自信と、自分で作り上げたノートを持って、試験会場に向かいましょう。努力すれば、きっと結果はついてきます。僕は最後までみなさんを応援していますよ。 |