<<2002/2


合格最低ライン得点率は75%前後!



政経学部では、例年、どちらかと言えば解きやすい問題が出題されている。受験生のレベルを考えると、合格のためにはかなりの高得点が必要である。ここ数年、合格最低ラインの得点率は75%前後。今年の合格最低点は、さらに上がる可能性もある。

2000年以降、大問数が6題から4題に減少している。試験時間(90分)を考えると、法・商学部と比べてもかなり少ない量である。設問数も25問(解答数30)で、教育・人間科学部の半分にすぎない。易しい問題でどれだけ失点を避けられるかが、合否の分かれ目になる。実質的に語彙の知識を問う問題も出るので、単語・熟語はできるだけ多く頭に入れておきたい。

[ I ]が長文化![III]には物語風の文章が!

本年の特徴は、[ I ]が784語と長文化したことである。ここ数年400〜500語レベルの英文の出題が続いていたので、大きな変化と言える。ただし[III]が例年の評論文から物語風のエピソードをつづった平易な200語弱の文章になったため、全体としては分量に大きな変化はない。

[ I ]は論理展開を追えば解ける!

[ I ]はコーヒーが人体に与える功罪に関する文章で、未知の単語が多少あっても主旨が明快なので読みやすい。設問も、下線や空所の部分がコーヒーの長所と短所のどちらに言及しているのかによって判断できる。文章の論理展開をつかめば、解きやすい問題である。

[II]は「The 政経」の1題。完答したい!

[II]は政経学部らしい一題であった。400〜500語程度の「中文」に、数多く穴(空所)があいており、適語を補充する形式である。ここ数年の傾向として「論理展開の信号となる語」を選択肢として用意する問題が続いている。Instead(の代わりに)とNevertheless(にもかかわらず)という「逆接」を表す語同士の細かな違いまで理解できている必要があり、国語力の強化は絶対である。

語句整序問題で、文法力も試される!

語句整序問題が合計7題も出題されたことも、今年の特徴である。レベルは基礎的なもので、政治経済学部のレベルから考えれば完答が求められる。25題中7題という割合を考えると、語句整序問題のできが合否に大きく影響するはずである。

設問形式に慣れておくこと!

政治経済学部では、設問文がすべて英語で書かれている。今年は、語句整序問題でかなり複雑な指定のある問題も含まれており、質問の内容を理解するのにとまどった受験生もいたであろう。過去問などを使って、設問の形式に慣れておく必要がある。
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