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私大の雄、早稲田大学。その政治経済学部の2002年度入試が2月20日に実施された。
早大は、東大・京大志望者の最大の併願先となる「日本最難関私大」としても知られている。政経学部は中でも早稲田を代表する看板学部である。本年の政経学部入試では、志願者増と募集人員削減で、志願倍率は例年を大きく上回った。


早稲田大学の平成14年度の一般入試(センター試験利用方式を除く)は、右表のとおりである。大学全体で約3%アップ。総志願者は10万人を優に超えている。受験生の国公立大学志向はどこ吹く風、日本の最難関私大として動じない。
政治経済学部の志願者は約4%増。ところが募集人員の削減もあるため、志願倍率はハネ上がった。(13.1倍>>14.5倍)
もともと私大最難関といわれるところではあるが、今年はさらに難化したようだ。なぜ、これだけ人気が高く入試が厳しいか?

「就職に強い」これもある。「カリキュラムが優れている」これもその通りだ。しかし、それだけでは説明が足りない。他の私大文系とは異なる特殊な受験生の構成も一因だ。早大政経学部は、第一志望とする私大文系専願層と、東大や京大、一橋大などの難関国立大学文系学部との併願層が中心である。これはどの難関私大でも同じ構成だ。ところが、早大政経学部にはもう一つの受験層がある。「難関国立大学理系学部志望者の併願」である。東大理 I ・理IIや京大理・工などを第一志望とする受験生が早大政経学部を併願しているのである。「理系志望者がなぜ?」と疑問を持つ方がいるかもしれないが、これが現実である。英語、国語、そして選択科目を数学で受験すれば、理系でも十分受験可能だ。東大・京大レベルの二次試験の数学で鍛えられている受験生である。いかに最難関といえども私大文系の数学は満点を獲得するのはそれほど難しいことではない。3つの受験層によるバトルが展開されている早大政経学部。第一志望者は、このような強者との競争に勝っていかなければならない。

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