<<2002/5
 

受験科目は古文だけじゃないから、まず各科目の学習時間配分を決定してください。例えば、私大文系の場合、全体を10として 英語5:国語3:地歴・公民2 くらいが一般的です。かけることのできる時間の中で古文の学習を精一杯やる。まずこれが大原則です。

あと、志望校(第3志望までが目安)の入試問題の出題傾向(特に文学史・文法・古語の読みなどの問題の有無)をチェックし、今後の学習計画の参考にすることも忘れないようにね。

具体的な古文の勉強法として、受験生はまずこの時期、一通り文法と単語をチェックしておくこと。読解は普段の授業にまかせるとして、文法・単語は知識的な要素が色濃いので、この時期、次のようにやっておくと効果的です。

★古典文法・・・助動詞と助詞の用法を中心に、書き込み式の文法書を買って、参考書・テキストを見ながらでもいいから一気に書き込む。あやふやな部分は夏に総チェック。東進の講義ライブラリーで「古典文法」を一気に高速学習してしまうのもGood!

★古文単語・・・単語集を1冊読み終えること。無理に覚えようとせず、1つ1つの意味を例文で確認し、現在と同じ意味・用法がある場合は、その部分を塗りつぶしていきます。例えば「かなし」という古語には「かわいい・いとしい・悲しい」などの意味がありますが、この「悲しい」とい部分を塗りつぶすわけ。これを踏まえて、古今異義の箇所を覚えていくと記憶しやすいんです。こうしてできた単語集を夏休み中に覚え、読解の授業の中で確認していく。古文単語は「読む>>覚える>>確認する」の3つのプロセスで確実に強化することができます。

夏前のこの時期、高1・2生は、受験学年になってから読もうと思っても、なかなか読むことのできない有名作品(入試頻出作品)をできるだけ読んでしまいましょう。習いっぱなしになっている文法を整理するのもこの時期です。

★高1生・・・用言(動詞・形容詞・形容動詞)の活用を習得しておきましょう。有名出典(竹取物語・伊勢物語・宇治拾遺物語・古今著聞集)などの口語訳もしくはダイジェスト版の本などに目を通しておきましょう。

★高2生・・・用言(動詞・形容詞・形容動詞)の活用表と助動詞の活用表をにらめっこし、その類似点をまとめておきましょう。助動詞も意味別に整理してみましょう。有名出典(源氏物語・更級日記・土佐日記・枕草子・徒然草)などの口語訳もしくはダイジェスト版の本に目を通しておくとよいでしょう。

 

1学期から夏にかけて、高1・2生は、授業をしっかりマスターすることを中心に勉強していって下さい。部活などもあって、なかなか時間がとれないとは思いますが、授業の内容を最大限に身につければ、自然に学力は上がります。それが結局は一番ムダがなくて、効率がいい方法ですよ。

そして、英語の勉強を楽しくするためにも、単語・熟語の勉強をやって下さい。早く始めれば、未来は相当明るい。例えば、「英単語センター1500」「英熟語センター750」(東進ブックス)などの本を最初に仕上げてしまえば、教科書を読んでも「覚えたことが出てる!」となる。そうすると楽しい。そして、それは同時に復習にもなっている。で、だんだん英語ができるようになれば、「あ、やってとかった」という実感に結びついて、さらに点数もとれるようになって嬉しいという、もういいことづくめ(笑)。

苦手な人は、いつこのサイクルに変われるか、です。これはまさに、やるかやらないかで、天国と地獄。英語が苦手、嫌いだっていう人は、この第一歩から踏み出そう。嘘でも、まずは英語を好きになることが大切。どうせやるなら楽しくやろう!

 

受験生は、この4月から始まった授業の予習・復習をしっかりすることが大事です。いろいろやらなきゃって気持ちはわかりますが、あれもこれもとむやにみ手を出さないこと。他の人がやっているものがよく思えて、そっちに行こうかなって思いがちですが、東進のシステムを信じてしっかりついていけば、確実に実力はつきますよ。

そして、計画をちゃんと立てること。今から夏までの、まあ最終的には受験までですね。そういった短期・中期・長期の計画をたてることによって、今やらないといけないことがわかります。計画を立てるときのポイントは次の日のことができるぐらいの量にすること。そうすれば、「先の計画を早めに終わらせていこう」というふうに勉強できます。また、こうやって計画をたてることで、本当に時間がないことが大前提なんだ、ってわかると思います。

高1・2生は多分受験までの計算が間違っていると思う。例えば高1生だったら、「受験まであと3年か」って思ってる。でも、3年後は大学生になってるんだって(笑)。受験生は今からだったら、センター試験まであと8か月ぐらいしかない。1年生でも2年と8か月。時間は限られてます。遊んでいる時間はないですよ!

 

この時期、強調しておきたいのは「主要科目の勉強をしっかりやってほしい」ということです。英語や数学の学習から逃げるために、選択科目である生物の学習に燃えてほしくない。これは生物を「なおざりにしろ」というのではなく、「時期に見合った正しい勉強をしよう」という意味です。

さて、受験生のみなさんは、もう志望校を決めましたね。まだの人は早く決めてください。その上で、少しずつ生物の勉強を始めましょう。まず、教科書の内容を正しく理解し、次に志望校やセンター試験の過去問1・2年分を時間を計って解いてみましょう。今の段階では、得点は気にしなくて構いません。これにより、出題の傾向・形式や苦手分野の確認、出題頻度に沿った学習計画の作成ができます。目標を決め、その目標に関する情報をもっているのといないのとでは、成績の伸びがダンゼン違います。

なお、「教科書の内容を正しく理解する」とは、コムズカシイ参考書の単語を、意味もよくわからないまま片っ端から暗記するのではなく、教科書を読みながら「なぜ?」「どうして?」と考え、理解を深めていくことです。

弱点を克服する秘訣(ひけつ)は、真っ先にその弱点から取り組むことです。人間、どうしても苦手なもの、嫌いなものを後回しにしたがる。でも、逃げていてはダメ!それに、いざ取り組む時になっても、ほとんど時間は残されていないんです。

例えば、「遺伝」が苦手なら、1学期のうちにマスターしておきましょう。これは受験生に限らず高1・2生の人も、「遺伝」だけでも勉強しておくと、高3生になった時にだいぶ楽ですよ。受験勉強に弾みがつきます。

ただし、どんな場合でも小手指で勉強するのは禁物です。実は、生物という科目は、特に勉強しなくてもセンター試験で40点くらいは取れてしまう。そこに暗記の勉強を加えれば、60点くらいまではいける。でも、本当の勝負はそこから80点以上までの道のりなんです。センター試験や二次・私大の合格点獲得には、独学だけでは得られない特別なトレーニングが必要不可欠。中途半端な勉強に陥ることなく、迷わず私の授業を受講してください。

「大丈夫!自分自身と田部を信じて、夢に向かってがんばろう!!」


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