<<2002/05

5月26日が東進の夏期講習の受付開始日であるが、そこから来年2003年度入試のスタートとなる大学入試センター試験(1月18・19日実施)まで・・・あと235日。もうすでに8か月を切っているのだ。
つまり、これから「残り235日」の使い方が、君の「第一志望校合格」の成否を左右することになる。今から夏休みの目標設定や学習計画を立てることは遅くない。むしろこのことで、「今、この時期に何をしなければいけないのか」「夏休みが始まるまでにどこまで進めておけばいいのか」といった、自分なりの目標や学習計画が具体的に見えてくるのだ。

さて、残り235日。実際に受験勉強に使える時間はどのくらいだろうか。
下の図を見てほしい。

センター試験までに受験勉強に確保できる理想的な時間は、約1600時間。
このうち、学校の授業がない夏の50日間(1学期の期末テスト終了後7月上旬から夏休みが終わる8月31日まで)は、1日平均で12時間勉強時間を確保できる。
つまり、計算上は夏の間に12時間×50日=600時間勉強できることになる。
これは、残りの勉強時間の実に3分の1以上を占める。しかも自分が自由に使える、まとまった時間を確保できる最後のチャンス、とも言える。夏が「受験の天王山」と呼ばれる所以(ゆえん)は、まさにここにある。言い換えれば、夏の勉強の質と量が、この後の実力の伸びを左右することになるのだ。
来年、志望校合格を目指す受験生の中には、中高一貫校で6年間準備してきた高校生もいる。また今年浪人し、すでに1日12時間、受験勉強のみに専念している人もいる。現役生は彼らと同じ土俵で戦い、志望校合格を掴むためには、残りの期間全力を尽くすことが大切。
この差を埋めるのは、この夏に他ならない。ぜひ、夏の600時間をフル活用してほしい。


この夏をフル活用する上で欠かせないのが、夏の学習計画だ。まずは志望校合格のためにこの夏、絶対やっておかなければならない学習目標を、例えば「英単語センター1500」を夏までに制覇しよう、世界史の近現代史を一通り学習しよう、というように、なるべく具体的に設定すること。ただし、非現実的な目標や勉強の課題を同時にたくさん持たないこと。自己流ではなく予備校の先生などに相談しながら計画を立てていこう。
また、週1回は息抜きの時間を設けるなど、メリハリのきいた計画が大切だ。夏の50日間をすべて朝から晩まで勉強漬けにする、といった大計画を立てても間違いなく計画倒れに終わってしまう。
さらに学習計画を自分で書き出してみること。先生や親、友人などに自分の目標を報告・公言することで「絶対に実行しなければ」という気持ちが強くなるものだ。

 


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「梅本さんならここまでやれるって思ってたよ」
担任の先生のひと言で、「もっとがんばろう」
という気が起きました。 

明治大学 文学部1年
梅本 光さん

(埼玉県立 越谷北高校卒)

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「担任の先生と絶えず連絡を取り合うことで、やる気が出ました」と語るのは、明治大学(文)1年の梅本光さん。
「夏の間、毎日の勉強が計画通りに進んでいるか担任の佐藤先生に報告する習慣になっていました。うまく進んでいる時は、「梅本さんならできると思ってたよ」って褒めて下さるんです。そういう言葉って、すごく嬉しいじゃないですか。先生の一言が励みになって、もっとがんばろうっていう気が起きたんですよ」。

また、やる気が途切れてしまいそうな時は・・・「休憩時間に、友だちとお昼に行って励ましあったのがよかったかな・・・。あと、自分の中でご褒美のルールを作りました。例えば、「システム英語の確認テストで90点以上取れたら今日のお昼は外で食べよう」とか。ちょっとしたことが気分転換になりましたね」。

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サッカー部の練習中に骨折
くじけそうになった自分がやる気になったきっかけとは?

早稲田大学 商学部 1年
福田 邦夫くん

(千葉県立 船橋高校卒)

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早稲田大学(商)の福田邦夫くんも、「担任の先生やスタッフ、友だちの存在が支えになった」1人。

「実は、夏休みが始まる前にサッカー部の練習中に骨折してしまって・・・。大会に出場できず、家で療養した最初の1週間は、けがの痛みと悔しさで何も手につかなかったんです。でも、担任の及川先生をはじめ、スタッフの方や友だちが「けがのことはいったん忘れて、気持ち入れ替えて一緒にがんばろう」って励ましてくれました」。

後日、松葉杖姿で、大会の会場にサッカー部の仲間を応援しに行った福田くん。「仲間は大会と受験勉強を両立させてがんばっているのに、自分はじっとしてるだけじゃ申し訳ない」と決心、受験勉強に集中するようになったと語る。

ギブスがとれるまでは、自宅と校舎をタクシーで往復。休日にはご両親が車で往復する、といったサポートも「本当に心強かったです」と振り返る。


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「夏期合宿で頑張ってきたことを誇りに思え」
合宿での達成感と感動が自信につながりました

東京理科大学 理学部 1年
小林 俊介くん

(千葉県 私立 東邦大学附属東邦高校卒)

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「夏期合宿がなかったら、今の自分はなかった」という、東京理科大(理)1年の小林俊介くん。高校生活最後の夏、野球部の地区予選終了>>引退直後のことだった。

小林くんの本格的な受験勉強は東進の夏期合宿から始まる。「合宿初日、同じ部屋の人たちと話していたら、ちょっと盛り上がりすぎちゃって(苦笑)。スタッフの人から「遊びに来てるんじゃないぞ!!」って厳しく注意されたんです。それから心を入れ替えて5日間、死にもの狂いで頑張りました。今まで1日12時間なんて勉強したことなかったのに、全然苦になりませんでした。

最終日に、先生から「この合宿でやってきたことを誇りに思え」って言われた時は、感動してしばらく涙が止まりませんでした。合宿での達成感と、あの時に流した涙は一生の宝物です」。