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<<2002/11

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センター試験までに残された時間はあとわずか。これからは特定の科目だけでなく、センター試験全体でどう得点力を伸ばしていくかが志望校合格の大きなポイントとなる。
前回ご紹介したセンター試験「現代社会」同様、「国語」の古典は、文系・理系を問わずこれまで学習時間を割けなかった受験生にも短期間で飛躍的に高い得点力が身につく有利性の高い分野である。残り60日間、古典で高得点をあげる具体的な方法とは?
今回は、古文・漢文の実力派講師、三羽邦美先生にご登場願った。
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「古典はすべて先生におまかせ」という生徒も多い実力派。例文の時代背景や登場人物を語ると、ついつい作中人物になりきってしまうことも。「何をどれくらいやればいいのか」を明確に示し、正攻法でグイグイと引っ張る合理的な授業は、全国の受験生・高校生に絶大な支持を得ている。
著書は、『センター古文 解法マニュアル』『センター漢文 解法マニュアル』(ブックマン社)『漢文ヤマのヤマ』(学研)、『名人の授業
三羽の漢文 基本ポイントこれだけ!』(東進ブックス)ほか多数。
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古文・漢文とも、基本的には「知識の科目」なんです。古文なら文法や敬語、和歌の修辞や重要古語・古典常識など、漢文なら句法や用法の重要な語など基本的な知識がしっかりと身についていれば、かなり選択肢を絞りこむことができます。
特に漢文は学習の絶対量が少ない。古文の学習量の約半分くらいなんです。今からでも短期間で集中的に勉強すれば、飛躍的に高得点につながる可能性が高い。しかも配点は古文と同じ50点ありますからね。
センター試験を利用して受験できる難関私大や有名私大の多くも、国語で古文・漢文を課しています。まだ古典に十分手をつけていない人も、できるだけ手間を取らない「古文ハンドブック」や「名人の授業」シリーズなどを活用するとよいでしよう。

まず、センター試験の過去問をさかのぼってできるだけたくさんこなしていきましょう。その際、必ず制限時間を設けて時間配分と集中力を身につけることです。現・現・古・漢を1題ずつやるのなら15〜20分で、できれば4題を80分で解く練習をしましょう。
その際、「漢文−古文−評論文−小説文」の順だったり、「漢文−評論文−古文−小説文」の順だったりと、4題をどういう順番で解けば、自分が一番理想的なペースで問題に臨むことができるのか、きちんと把握しておくことが大切です。
また、正解にいたるまでのプロセスで、自分に知識が身についていたから解けたのか、それとも偶然正解したのか、その点をしっかりと点検することが大切です。これまで勉強してきた文法上のポイントや重要単語や句法の理解を確認し、十分でないところはすぐに修復することが大切です。過去問演習や模試で間違えたところは、普段自分が利用している予備校のテキストや参考書・問題集に立ち返って、すぐにチェックすること。

まず古文ですが、2001年度から久しく出題されていなかった文学史の問題が復活しました。ただ、2002年度本試験の問題くらいであれば、極端に難解なレベルではありません。どのジャンルでも広く標準的な知識を得ておくように心がけましょう。
また文学史が出題されるという前提で考えれば、同じジャンルの作品が続いて出題される可能性は少ないと思われます。2003年度は物語(軍記物語・歴史物語を含む)や説話が狙い目です。
<古文>過去5年の出典一覧

漢文では、4年ほど前から返り点・送り仮名ともについていない傍線部をもとに、読み方と返り点のつけ方の組み合わせが正しいもの、あるいは現代語訳の組み合わせを選択させる問題が出現しました。しかし、2002年度本試験のように、要は「使」という文字を見て、使役の句法がポイントであることがすぐ分からないといけないんですね。
このように、古文・漢文では設問を見て何が問われているのか知識が絞れる問題がないかを判断するスピードを養うことが大切です。
蓄えてきた知識を実際に使える力にするために、とにかく、どんどん過去問を解いてください。
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