今年の出題は、リサイクルと考えてよいのでしょうか? |
リサイクルをどう定義するかにもよりますが、センター試験は生物に限らず、良質な過去の問題と同じテーマ・パターン・考え方がリサイクルされて出てくることはもちろん今後も考えられるでしょうね。リサイクルというより、リメイクと考えるべきでしょう。
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なぜ既に出題された問題を解くことが必要なのですか? |
生物は、出題される実験データが限られているので、おのずと過去問と似た出題がされるからです。物理や数学など、机の上で設定をいろいろと変えて出題できる科目と違い、生物は実在する既存のデータからでないと問題が作れないという理由があるのですね。
2002年度の場合は、99年度の追試験、89年度の本試験などと、それぞれ題材・解法・グラフなどが類似した問題が出題されました。1990年代前半より前の問題は、今本屋で売られている赤本には出ていないんですね。今回の出題は、それくらい前の過去問までしっかり勉強している人は確実にモノにできた問題だと思います。
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狙われやすい過去問があったら教えてください。 |
ズバリ、「追試」と「難問」です。また、その中でも「データ」を利用している出題のものが狙われると思います。先ほども言った通り、生物では利用できるデータが少ないので、ひとつのデータが視点を変えてもう一度問われるものが多いんです。
もしあなたが問題を作る人だったとします。出題パターンが限られてきてもう手がない、となったらどうしますか?やはり過去問に手を出したくなりますよね。しかし、そのまま出題していたら平均点がむやみに上がってしまう。そうすると、必然的に生徒の出来が悪かった問題、つまり難問をもういちど取り上げてみようかということになるじゃないですか。それも、あまり人目にふれてない追試から使っていこうかという具合にね(笑)。
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過去問を解く際に、心掛けるべきことは? |
過去の「追試」「難問」を解くといっても、単に答えを覚えるだけではダメ。2002年度の第1問は、91年度(追試)と実験材料は異なっているが、当条件に対する反応性に関する実験結果を消去法で解くという「考え方」は同様です。このように、問題に対する「考え方」を授業でしっかりと身につけ、思考力を鍛え、同じ問題をどう問われても答えられる本物の力を養う必要があります。
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