ここで注目したいのは環境問題に対する各企業の取り組みです。企業は利益を追求しますが、同時に社会性を備えた存在でもあります。家庭ゴミが一向に減らない一方で、排気ガスの厳しい規制を乗り越え、ゴミの出ない工場運営を推進し、さらに非常に厳しい環境保護規格などを実践している企業は数多く存在します。環境保護がビジネスになるときがくれば、再び日本の製造業は脚光を浴びるに違いありません。ただ、今はまだ時代が来ていないだけです。
営利であるからこそ環境を守ろうとする。これはなかなかに面白い視点です。単なるスローガンや理念、理想ではなく、お金が儲かるから環境を守る。もしこのような発想の転換を人間が工夫の元に見出したとき、私たちの社会の環境問題は一歩高い世界へと足を進めているはずです。