東進タイムズ9月1日号TOPIC
難関大合格者の文理選択理由 第1位
将来の職業で決めた
文理選択の理由第1位は「なりたい職業があった」
資料1を見てほしい。これは、編集部が今夏に実施した難関大合格者アンケートで、今まさに悩んでいる人も多いであろう、「文理選択の理由」を調査した結果だ。
これを見ると、「なりたい職業があった」が38.1%と最も多く、次に「興味のある学問があった」と続く。
文理選択というのは、「○○が苦手だから理系」というように、不得意科目の有無で決めてしまう場合は少なくない。しかしこの調査では、「苦手科目があった」が10.7%にとどまった。
将来なりたい職業や興味のある学問がある場合は、苦手科目があるからといって諦めないでほしい。自分が進みたい未来が見えていれば、苦手科目の克服も決して苦にはならないはずだ。
一方、将来なりたい職業や、興味のある学問がまだ決まっていない人もいるかもしれない。その場合は、自分はいったい何に興味があるのか、何が得意か、何をしているときが一番幸せだと思えるかなど、この機会に自分としっかり向き合ってみよう。そのヒントを「東進OB・OGが特別伝授」でも特集しているので、先輩たちの声を是非参考にしてほしい。
高2の今が志望校決定のヤマ!?
次に紹介する資料2は、現役合格者がいつ志望校を決定したのかを調べたものだ。
これを見ると、志望校決定時期には全体を通して二つのヤマがあることがわかる。
最初のヤマは、高2の7〜9月だ。この時期は、多くの高2生が文理選択を控えた時期であり、文理選択=学部・学科について考える時期と志望校選びが連動しているのではないかと推測できる。またこの時期は、多くの大学が開催するオープンキャンパスや、予備校の夏期講習に参加することで、ライバルに刺激を受け、志望校への思いが高まってくる時期でもある。
一方、次のヤマである高3の4〜6月については、ここで初めて志望校について考えたというよりも、いくつかの候補を絞り込んだ時期と考えるほうが妥当である。
また、全時期を累計で見ると、高2の9月までに志望校を決めた人が51.6%、すなわち2人に1人が決めていたことになる。
高2生諸君は、ぜひともこの9月中に志望する学部・学科を、そして志望校を決めて、学習の目標としてほしい。
<調査対象大学について>
資料1:「難関大合格者アンケート」(2006年6月実施)より国公立大学及び難関私立大学(早稲田・慶應・上智・東京理科・明治・青山学院・立教・中央・関西学院・関西・同志社・立命館・私大医学部医学科 ほか)に通う大学生を対象に行ったもの。
資料2:旧七帝大、早慶上理、明青立法中、関関同立、日東駒専など110大学211名の、現役合格した大学1・2年生を対象に行ったもの(2006年6月実施)。