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2007年9月1日号
東進タイムズ9月1日号TOPIC
難関大合格者の文理選択理由第1位
興味のある学問があった

新学期を迎え、そろそろ「進路選択」が気になり始めた高2生・高1生も多いのではないだろうか。特に、この時期は文系か理系かの選択を学校に提出したり、進路について考える機会が増えるというのも事実。高3になってからあわてて決めるのではなく、自分はなにがやりたいのかを、よく考えて進路を選んでほしい。

そこで今号では、大学に合格した先輩たちが、どのように進路を決めたのかを探っていく。

文理選択の理由第1位「興味のある学問があった」31.3%

資料1を見てほしい。これは、編集部が今夏に実施した難関大合格者対象のアンケートにおいて、今まさに皆さんが悩んでいるであろう、「文理選択の理由」を調査した結果である。

これを見ると、「興味のある学問があった」が31.3%と最も多く、次に「なりたい職業があった」と続く。

文理選択というのは、「○○が苦手だから○系」というように、不得意科目の有無で決めてしまう場合が少なくない。しかし、この調査では、「苦手科目があった」は16.6%にとどまった。

一方、興味のある学問や将来なりたい職業がまだ決まっていない人もいるかもしれない。その場合は、自分はいったい何に興味があるのか、何が得意か、何をしているときが一番幸せだと思えるかなど、この機会にしっかり自分と向き合ってみよう。そのヒントを大学受験入門講座でも特集しているので、先輩たちの声を是非参考にしてほしい。

「文理選択の結果に満足」78.0%

次に、難関大合格者は文理選択の際に迷ったのかどうか聞いてみたところ、意外なことに迷ったのは18.9%であった。その主な理由としては「得意科目は理系であったが、なりたい職業は文系であった」など学びたい科目となりたい職業に必要な科目との不一致や、「まだやりたいことが明確ではなかった」という、大学で学びたいことや将来に対する意識が漠然としていたことが挙げられた。

さらに、「文理選択の際に迷った」と回答した合格者に対して「文理選択の結果に満足していますか?」と尋ねたところ78.0%と約8割が「満足している」と答えた。「迷ったけれど満足」というのは意外な結果ではあるが、これは安易に進路を決めたのではなく、じっくりと将来を考えた結果であるとも言えそうだ。

「文系科目は苦手であったけれども、興味のある学部が文系であったため、勉強も頑張ることができた(慶應義塾大学・経済学部・Oくん)」というコメントに代表されるように、将来なりたい職業や興味のある学問がある場合は、苦手科目があるからといって諦めないでほしい。自分が進みたい未来が見えていれば、決して苦にはならないはずだ。

高2生はもちろん、高1生もぜひこの9月中に志望する学部・学科について考え、学習の目標としてほしい。

■データについて

「夏休みの過ごし方についてのアンケート」(2007年6月実施)より

国公立大学及び難関私立大学(早稲田、慶應義塾、上智、東京理科、関西学院、関西、同志社、立命館、明治、青山学院、立教、法政、中央)に通う大学生(有効回答数265名)対象。

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