センター試験までいよいよ残り3週間を切った。受験生にとって、これからの時間は1分1秒も無駄にはできない。
そこで今号の東進タイムズでは、2007年度「合格発表会場アンケート」および東進の独自調査をもとに、残り3週間でやるべきこと、そしてセンター試験本番で実力を最大限に発揮するために、最後にやっておくべきことを明らかにしていく。
「苦手科目」はまだまだ伸びる。前号でも紹介したとおり、「センター最終プレ入試」の得点が低かった(得点率60%未満)科目ほど、よく伸びていることが判明した。
しかも、これは平均値であり、それ以上伸びている人も、もちろん大勢いる。前号のデータは残り1カ月の結果だったので、本紙発行日の1月1日からあと3週間とすれば、今からでも苦手科目は10点や15点は伸びるのだ。
では、苦手科目を伸ばし、本番で最大限に力を発揮するためには、残り3週間で何をすべきなのだろうか。
資料1は、毎回本紙で登場する「合格発表会場アンケート」で現役不合格者に対し、「センター試験で得点できなかった理由は何か」を調査した結果である。
最も多かった回答は断トツで「時間が足りない」が58.2%、続いて「ケアレスミス」が35.0%、「問題演習不足」が23.8%などが挙げられた。
なお、最も多かった「時間が足りない」の回答の内訳は、「解くスピードが遅い」と「時間配分がうまくいかない」であった。今から解くスピードを上げることは難しいが、時間配分なら工夫することができる。
また、時間配分を工夫すれば見直しの時間を設けることができ、ケアレスミスを減らすこともできると考えれば、今後の最大のテーマは「時間配分」であるといえよう。
では、不合格者は具体的にどの教科で「時間が足りない」と感じていたのであろうか。資料2は、「最も時間がなかったと感じたのはどの教科ですか」と尋ねた結果である。 見てのとおり、圧倒的に「数学」と「国語」において時間の足りなさを感じていたことが判明した。また、「国語」と回答した人の半数近くが「現代文」と回答していた。
ちなみに、文理別に見ても数学と国語の回答が飛び抜けて高く、ほとんど差がつかなかった。数学や現代文では、つい思考に多く時間を取られがちであるので、解ける問題を要領よく処理していくことが必要だ。
時間配分や解答の順番を工夫することで、できるだけ多く思考や見直しの時間を確保できる。そのためには、本番を想定したセンター試験の過去問演習を徹底的に行って、時間配分の見直しを行うことが効果的だ。昨年の合格者は平均して6.3年分過去問を解いていたが、15年分以上解いていた合格者も珍しくない。
関連記事では教科ごとの具体的な時間配分を紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。
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