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2008年3月1日号
東進タイムズ3月1日号TOPIC

難関国公立大合格者の84.7%が
4月までに基礎完成していた!

受験シーズンもピークを過ぎ、新高3生はいよいよ「受験生」としての意識が本格的に高まる時期となった。

受験勉強は「まずは基礎から」とは、多くの受験生がわかっていることである。そこで東進タイムズ編集部では、その真偽を確かめるべく、昨年入試に挑んだ東進生の受験結果を徹底分析した。

高3・4月の基礎完成・未完成で合格率に大きく差がつく!

今回は、新高3の春までに基礎力をある程度完成させている場合と、そうでない場合の合格率を分析した。

まず資料1を見てほしい。これは、昨年の難関国公立大合格者の、高3の「センタープレ入試・4月」※の得点率(英数国600点満点)を示したものである。 これによると、84.7%もの人が高3の4月の時点で60%以上得点していた。

この60%とは、センター試験の問題作成者が想定する平均点であり、難関大・有名大を目指す受験生には、最低限身につけておいてほしい基礎力である。

次に資料2で、同じく高3の「センタープレ入試・4月」(英数国600点満点)で60%得点できているかどうかを基準として基礎力の完成・未完成を分類し、 大学グループ別に調べた。

その結果、新高3の4月の時点で基礎力が完成していた人の合格率は難関国公立大では38.6%、一般国公立大では51.5%、難関私大では45.3%、有名私大が69.6%であった。 一方、基礎を完成できなかった人の合格率は難関国公立の場合、わずか4.5%という結果となり、合格が極めて困難なことを示している。いずれにしても、4月時点での基礎の完成・未完成により合格率に著しい差が見られた。

※「センタープレ入試」……2008年度より「センター試験本番レベル模試」に改称

80%以上得点で、有名大合格率90.5%

では次に資料3では、「センタープレ入試・4月」(英数国600点満点)で80%以上得点していた人の合格率について比較した。

すると、難関国公立大で6割近く、有名私大では9割を超える合格率となった。

このデータから、難関国公立大・一般国公立大を目指す場合は高3の4月時点ですでにセンター試験(英数国)で80%得点できていても、それだけでは不十分だということがわかる。これらの大学では、センター試験で言えば選択科目を含めた5教科7科目トータルでの得点率、そして二次試験で問われる記述・論述をはじめとした答案作成力などが問われるからだ。いずれにしても、4月の時点で最低限の基礎を完成させておくことは受験生にとって急務である。

さて、まだ基礎に取り組み始めていない新高3生は、今すぐスタートし、新学年になるまでに基礎固めを完成させよう。

    <資料について>
  1. 今回のデータは東進2006年度高3生のもの。
  2. 各資料の得点率は、国公立大が英数国3教科、私大は文系が英国、理系が英数の2教科
  3. 大学のグループ分けについて
    1. 難関国公立大学…旧7帝大(北大・東北大・東大・名大・京大・阪大・九大)+2(一橋大・東工大)+医学部医学科
    2. 一般国公立大学…a の難関国公立大学以外の国公立大学
    3. 難関私大…早稲田大、慶應義塾大、上智大、東京理科大
    4. 有名私大…関関同立、明青立法中
  4. 合格率について:今回のデータでは、同一の受験生が同じ大学グループを複数校受験し、1校でも合格したら、その受験生をそのグループの合格者としてカウントした。

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