難関大に合格するためには、高3になってから慌てて勉強を始めてもかなり厳しいのが現実である。
そこで編集部では、毎年恒例となった難関大合格者アンケートを実施し、先輩たちが高2の夏をどのように過ごしていたかを調査した。
その結果、高2の夏にやってよかったことから学習体験に至るまで、実体験と事実に基づく回答と意見が集まった。さっそくその分析結果を紹介しよう。
難関大を目指す高2生にとって今最も興味深いこと。それは「難関大合格者は高2の夏に何をやっていたのか?」ということではないだろうか。
そこで、合格者アンケート(資料1)を見ると、最も多かったのが「志望校について考えた」で42.8%、続いて「基礎固め」が26.6%であった。
夢や目標なきところに成果無し、という。「夢があれば、それに向かって何をすればよいかが具体的に見えてきます。だからこそ高2のうちに、自分の将来について具体的に考えることが大切だと思います。」(京都大学理学部1年・Sくん)という声に代表されるように、合格者の約半数が高2の夏の時点で、自分の行きたい志望校や将来の 職業について考えていたのである。
高2の夏、身近な目標である志望校のことについて考えることはもちろん、時間に余裕のある今だからこそできることにじっくり取り組んでみよう。
続いて、「第一志望校に合格するために高2の夏にやっておけばよかったこと」を調べたところ、上位4位は次のようになった(資料2)。第1位が「基礎固め」で59.7%、第 2位が「受験を意識した勉強」で40.0%であった。
「苦手科目の克服や基礎固めを少しずつでもやっておけばスムーズに受験モードに入れたと思う」(早稲田大学・文化構想学部2年・Kさん)「英単語などの基礎固めを早く始めていればよかったと思う」(東京大学・教養学部2年・Iくん)など、実体験に基づいた意見のようだ。
続いて高2の夏の一番の思い出を聞いてみた結果(資料3)をみてみよう。56.9%の人が「部活動」と答え、「体育祭や文化祭などの準備」と答えた人が28.3%と、部活や学校行事などに燃えていた合格者が圧倒的に多かったようだ。「将来のことも考えながら、今しかできないことに精いっぱい打ち込む」、そんな合格者像が浮き彫りに なったといえよう。
高2生はもちろん高1生も、一度しかない貴重なこの夏を、ぜひ充実したものにしてほしい。
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