今年で17年目となる東進タイムズ編集部の独自アンケート調査。東京大学をはじめ難関国立、難関私大を中心に行った本調査で、合格して間もない受験生の本音の回答を得ることができた。対象は東進生に限定せず、北海道から九州、沖縄まで全国各地の受験生から多くの声を集めた。難関大現役合格の秘訣を調べた本調査の速報として、新学期を迎えたばかりの今、皆さんが最も知りたいであろう「合格の条件」を浮き彫りにしていこう。
今年、難関大(下段参照)に現役合格した受験生は、どのように受験勉強に取り組んでいたのだろうか。まずは、志望校を決定した時期について調査結果を見ていこう。
左の資料1-1のデータをみると「高2」が29.9%で最も高く、中学生のうちに志望校を決めていた受験生も16.3%いた。「高2の3月まで」に志望校を決定した合格者は全体の64.5%と多数を占めた。
さらに難関国立11大学現役合格者に絞ると資料1-2、「高2の3月まで」と回答した受験生が75.7%とその割合が10ポイント以上上がった。
続いて、今年の難関大現役合格者が志望校を決めた理由を見てみよう(資料2)。
その結果、得点率60%未満(=基礎未完成最も多い回答は「学べる内容・カリキュラム」であり、そして「設備・立地」「知名度」と続いている。難関大現役合格者は、大学名で決めるのではなく、学ぶ内容を重視していることがわかる。
また「偏差値と自分の成績とのバランス」は5位であった。このことから、今の学力や偏差値よりも、自分が将来学びたい内容かどうかを判断基準として優先させているようだ。
では、高3の4月に80%以上得点するためには、どのように学習に取り組めばいいのだろうか。
さて、先輩たちはいつからどのように受験勉強に取り組んだのだろうか。次のP.2~3で、もっと詳しくデータを見てみよう
調査方法
インターネット調査を実施。(東進生に限定せず、広く一般の受験生を対象とした)
調査方法および分類方法
①国立大学
東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学、東京医科歯科大学、東京工業大学、 一橋大学、東京外国語大学
②私立大学
早稲田大学、慶應義塾大学 上智大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、中央大学、関西大大学、関西学院大学、立命館大学、同志社大学
サンプル数は485件
数字はすべて、無回答を除く100%表示とした。
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