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2019年07月01日号 1面
  • 東進タイムズ 2019年07月01日号 1面

難関大狙うならセンター得点率80%以上

いよいよ本格的な夏到来。受験生にとってはまさに天王山。合格を確かなものにするために、この夏がいかに大切かということを、昨年の難関大現役合格者の夏の成績に着目して調べてみた。その結果、受験生にとって非常に興味深い事実が改めて見えてきた。

難関大現役合格なら8月センター得点率80%以上を目指せ

まずは下のグラフを見てほしい。これは難関大現役合格者の8月時点の「センター試験本番レベル模試」とセンター試験本番の平均得点率である。ここでは8月の得点に注目したい。

資料1

これによると東大現役合格者の平均得点率は8月の時点で5教科7科目82.2%、東大を除く旧七帝大では71.6%であった。さらに文系を英語・国語・社会、理系を英語・数学・理科(以下3教科3科目)に科目を絞り集計をすると、東大は85.9%、旧七帝大は75.6%とさらに得点率は上がっていた。旧七帝大をはじめとする難関国立大を目指すのであれば、英語・数学・国語はもちろん、選択科目の理科や社会も8月の時点で80%以上の得点を目指したい。

では私立大学はどうだろうか。3教科3科目での平均得点率は早慶で78.6%と8割にせまり、東大を除く旧七帝大を超える得点率だ。上理明青立法中は72.0%、関関同立は68.8%と7割を超えることが8月の時点での一つの指標と言える。

以上の結果から、難関大現役合格のために8月25日(日)の「センター試験本番レベル模試」では、8割を超える得点を目指そう。その前に「難関大記述模試」、「有名大本番レベル模試」が7月15日( 月・祝)に実施される。国公立二次・私大対策を兼ねて、早めに学力と志望校までの距離を把握することでこの夏の目標が見えてくるはずだ。「いつまでにどの科目・単元の学習を行うか」、「どのように志望校対策するか」を夏の計画を立てる一助としてほしい。

難化傾向の私大合格者の声は?

東進タイムズ4月号でも触れたように、難関私立大学は2018年をピークに入学定員厳格化に伴い合格者を絞り込んできた。2019年入試は大学により対応が分かれたものの、以前と比較すれば厳しい入試となった。

東進タイムズ独自アンケートでは、「模試で一度も合格点に届きませんでした。諦めずに毎日勉強を続けることで、逆転できました。(早稲田大学教育学部合格男子)」、「直近の模試でA判定だった私大が不合格でした。公立大学には無事合格でき、大学受験は本当に何があるかわかりません。(兵庫県立大学 社会情報科学部合格男子)」、「私大が厳しくなるなかで何校も不合格という文字を見て諦めたくなりました。でも、一緒に頑張る友人に支えられ、最後まで頑張ることができました。(青山学院大学 経済学部 女子)」といった声が寄せられた。2020年入試も早くからの対策が重要になる。

【データについて】

2018年8月「センター試験本番レベル模試」を受験した高3生のうち、以下の大学に現役合格した生徒の成績を集計。

東京大学、東大を除く旧七帝大(京都大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学)、早慶(早稲田大学、慶應義塾大学)、上理明青立法中(上智大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、中央大学)、関関同立(関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学)

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