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2019年09月01日号 1面
  • 東進タイムズ 2019年09月01日号 1面

(基礎○)と(過去問+演習○)でこんなに違う合格率65%超!!

受験生諸君は夏休みに十分な学習を積むことができただろうか。過去問演習を通じて、新たな課題が見つかったかもしれない。

そして9月、いよいよ受験勉強の次なるステージに入った。今月号では、入試のカギを握る「志望校対策」を取り上げ、その重要性の検証を行った。その結果、明らかとなった難関大志望者必見の事実を紹介しよう。

「盤石な基礎」と「過去問演習」あっての志望校合格

合格力を高めるために、秋以降の最も効果的な学習は何だろうか。資料は2018年度の東進生の難関国立大学前期入試の合格率(現役生のみ)を調べたものである。今回は、「基礎力」と「過去問演習の実施」の有無による合格率も明確にするため、4つのグループに分けて検証を行った。

資料1

全国の受験生の平均合格率はおよそ3分の1程度であるのに対し、基礎力と過去問演習が十分ではない①のグループは全国平均を大きく下回っている。また基礎力が不十分なまま過去問演習を行った②のグループも全国平均には及ばなかった。

③と④のグループはいずれも8月の時点で「センター試験で7割得点できる」すなわち、「基礎力は十分にある」と判断できる受験生。基礎力がしっかりと身についていれば③のように大きく合格率は高まる。さらに基礎力が十分に身についたうえで、過去問演習を10年分実施すれば合格率は50%を超える結果となった。

このことから大学受験において基礎力と過去問演習がどちらも重要であり、両方そろってこそ志望校合格に大きく近づくことが改めてはっきりした。

徹底した志望校に特化した演習が合否を分ける

さらに、「基礎力」と「過去問演習10年分実施」を両立していた④のグループのうち、志望校対策演習を徹底した(東進の「単元ジャンル別演習講座※」で大問500以上演習)受験生を抽出すると、合格率は66.7%とさらに大きく上昇した。今回の分析結果から言えることは、基礎力というベースの上で「過去問演習」にしっかりと取り組むことが重要。そのうえで、さらに効果的な演習を十分に重ねると、合格率はぐんと上がるということだ。

受験生は、早速この秋から志望校対策(過去問+演習)を本格的にスタートさせてほしい。基礎力がまだ不十分という受験生は二次・私大レベルの問題に触れながら、まずは一日でも早くセンター試験レベルでの合格点突破を目指そう。そして、志望校合格をより確実なものにするために徹底した志望校対策を行ってほしい。

※昨年度までの名称、2019年9月1日より「志望校別単元ジャンル演習講座」が開講。

【データについて】

1.「基礎」について、東進の8月「センター試験本番レベル模試」5教科7科目を受験し、得点率が70%以上の受験生を「基礎〇」とした。

2.「過去問」について、「過去問演習講座国公立二次対策」を取得し、答案を10年分提出した受験生を「過去問〇」とした。

3.「単元ジャンル別演習」について、「単元ジャンル別演習講座※」で演習した大問のうち合格した数に着目。500問以上は「単元ジャンル別演習○」とした。

対象:2018年度高3生
旧七帝大、東工大、一橋大、国公立医学部医学科を受験した生徒(合格または不合格)
①8月「センター試験本番レベル模試」5教科7科目を受験
②実際に受験した大学の「過去問演習講座 国公立二次対策」を取得

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