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2020年02月01日号 16面
  • 東進タイムズ 2020年02月01日号 16面

いよいよ始まる新入試 共通テスト最大のポイントはリスニング強化!?

先輩たちの受験が本格化している。新高3生、新高2生の皆さんは、いよいよ1年を切った大学入学共通テストに向けて、本格的な受験勉強のスタートを切っているだろうか。共通テストを取り巻く状況は日々変化しているが、対策を始めないわけにはいかない。

特に、リスニングはセンター試験と比べ、最も大きく変化する科目といえる。今回は、独自の分析から見えてきたリスニングの早期学習の必要性を紹介しよう。

リスニングが激変!何がどう変わるのか?

共通テストのリスニングは、これまでのセンター試験の配点50点から、倍の100点となる。一方でリーディングはセンター試験での筆記200点配点から、半分の100点となり、リーディングとリスニングの配点は同等の1 :1となる。全体におけるリスニングの重要度が高まることは配点を見ても明白だ。

重要度が高まる中、難易度も大きく上昇する。英検2級レベル相当の難度の高い後半の出題がセンター試験では2回読まれていたが、1回のみの読みとなる。読み上げられる語数や、絵・図表を読み解く問題が増加するが、試験時間は30分と変わらず、受験生にとっては、集中力を切らすことができない緊張感ある試験となるだろう(資料1)。

資料1

激変するリスニングの試験だが、実際成績にはどのように数字に表れるのだろうか。東進生のデータを元に、独自の分析を紹介する。

リスニングは最も差がつき最も時間のかかる分野

東進ではこれまで実施した共通テスト型の模試の成績を分析した。その結果、同程度のリーディング力を持っている生徒でもリスニングの得点に大きなばらつきがあることがわかった。

資料2を見てほしい。リーディングが70点だった生徒の英語の合計点を調べたところ、リスニングは39点~93点と幅が大きく、最もよくできた生徒とできなかった生徒とでは倍以上の差があり、得点差は最大で54点もついていたことになる。

資料2 資料3

一方、資料3は資料2と同じ得点率だったと仮定して、センター試験の配点比率(R:L=4:1)で合計点を計算した場合だ。リスニングの比重が小さいため、得点差は21.6点に縮まる。センター試験は、リスニングの配点比率がリーディングの4分の1だったため、リスニングが不得意だったとしても、リーディングで多少はカバーすることができた。しかし、リスニングとリーディングの配点比率が1:1の共通テストでは、リスニングの対策を十分にしなければ、合否に影響する大きな得点差をつけられてしまうと言えるだろう。リスニングが共通テストでポイントとなる理由を理解できただろうか。東進では2月24日(月・休)に「共通テスト本番レベル模試」を実施する。リスニングは一朝一夕では身につかない。早期に本番レベルを知り、今すぐ対策を始めることが肝心だ。

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