高度な教育の専門知識を持った教員の養成を目的とする、教職大学院設置に向けた動きが広がっている。現在、福井大学や奈良教育大学のほか、京都大学、立命館大学、同志社大学など京都府内の15大学連合が教職大学院設置の方針を明らかにしている。
教職大学院は、専門職大学院として今年6月に、中央教育審議会から文部科学省に提言された。学校教育関係者・経験者を中心とした実務者を専任教員全体の4割以上に迎え、豊富な現場実習や少人数による授業を通して、教育技術としての「確かな授業力」と、子どもや保護者などとのコミュニケョン(communication)に求められる「豊かな人間力」の育成を目指す。
法科大学院や会計大学院のような、実務家を育成する専門職大学院の種類がまた一つ増えることで、大学卒業後の将来の選択肢はより多様になった。教員を目指す高校生は教職大学院の動向にも注目してみよう。