難関大学を中心に、来年度以降も入試方式の変更が発表されている。
東京大学の後期試験は、2008年度より理科V類( 医学部) を除いて全科類一本化した募集が始まる。これまで科類ごとに出願していたが、今後は合格発表後の入学手続き時に進学科類を登録する方式に変更となる。
また、理科V類( 医学部) は2008年度入試から、二次試験で行っている医師としての適性判断面接を廃止する。新しい進学振り分けシステム(system)の導入により、理科V類の学生全員が医学部医学科を目指す状況でなくなったためだ。適性の判断については、教養学部1年次を対象とした少人数制のゼミナール(seminar) 科目を充実させ、その中で見極めるという。
京都大学では2009年度入試から、工学部全学科の二次試験で国語を必須科目にすると発表。また、経済学部では現行の論文入試( 論文・国語・外国語)に加えて、二次試験で数学を課す理系入試( 国語・数学・外国語) を新たに導入する。それぞれ論理的表現力や思考を持つ学生だけでなく、数学的思考力など、多様な力を持つ学生の選抜を目指す。