歌舞伎俳優、中村勘三郎氏率いる「平成中村座」のニューヨーク(New York)公演が、7月22日に千秋楽を迎えた。今回、中村氏は演目「法界坊」で英語の台詞に初挑戦。観客1,300人からの拍手喝采に、瞳をうるませて何度も頭を下げた。
中村氏は「演劇の本場で[ イヤホン(earphone) から] 解説を聞いてもらうのは失礼」と、演目自体を再編し、自身の台詞の3分の1に英語を取り入れた。また、舞台を降りて観客に話しかけるなどの新しい手法も多く取り入れ、地元新聞をはじめ各方面から絶賛された。
来年の夏には初のヨーロッパ(Europe) 公演、再来年にはアメリカツアー(US tour) が構想されているという。日本の伝統文化が国境を越え、世界の“Kabuki”になる日も遠くはない。