自由な形に折ったり、曲げたり、さらに切ることもできる紙製の電池を、アメリカ(United States) ニューヨーク州(New York) のレンセラー工科大学(Rensselaer Polytechnic Institute) の研究チーム(team) が開発した。
電池の製作にはセルロース(cellulose)と、ナノテクノロジー(nanotechnology)分野で応用が期待されている、カーボンナノチューブ(carbon nanotube) という直径0.7 〜 70nm(nanometer) の円筒の形をした炭素の結晶を活用した。
多様な形に変形できることに加えて、摂氏(centigrade)149 度から氷点下73 度までの条件下で使うことが可能。さらに、電池を構成する成分の約90%が紙と同じセルロース(cellulose) でできているので、環境への影響が極めて少ないという。製作費用が高価なのが難点だが、自由に変形でき、有害物質も含まないため、体内に埋め込む医療機器の電池などに広く応用が期待されている。