大学生の学力低下に歯止めをかけようと、中央教育審議会の小委員会は大学に対して卒業要件の厳格化を求めることを決めた。「大学全入時代」を背景に、「学士(a bachelor's degree)」の質を維持するためには、卒業要件の厳格化が必要と判断した。
その指針として、(1)日本語と外国語を用いて「読み」「書き」「聞く」「話す」ができるコミュニケーションスキル(communication skill)、(2)知識や情報を、複眼的かつ論理的に分析できる論理的思考力、(3)自己の良心と社会規範やルール(rule) で行動できる倫理観という、学部教育で身につけるべき能力が示された。文部科学省は、今後委員会がまとめる最終報告書をもとに具体的な改革に着手する。