文部科学省は、2009年度の国公私立大の医学部定員を今年度の7,793人より約500人増加すると発表した。また、将来的には現在の1.5倍の1万2,000人程度まで増やす必要があるという案も出てきている。
定員増加の背景には、経済協力開発機構(OECD)2007年調査による加盟各国の人口1,000人当たりの平均医師数3.0人に対し、日本は2.0人と平均を下回る現状がある。また、地域によっては医師不足が深刻な問題となっている。
そのため、全国の約半数の国公立大学医学部では、地域枠を設けて医師確保に乗り出している。地域枠とは、卒業後に大学のある地域に残り、医療に従事することを約束する制度。