学生特派員からの先輩レポート|東京大学|青山 敦
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2008年02月19日
守破離
まずは訂正とお詫びを。
先日の記事で”入試当日には駒場東大前に急行も止まる”と言いましたが、本日駅員に確認したところ、厳密には”帰りの時間帯のみ混雑を避けるために急行が停車する”ということで、”行きの時間は急行は止まらず、各駅停車しか止まりません” 不確かなことを話してしまい、申し訳ありませんでした。
さて、本日は質問がありましたので、”ロジカルリーディング”について、お話したいと思います。
まず英語を学ぶには英語の単語や文法、構文などの基本的な知識が必要ですが、(受験においての)最終的な目標としての一つとして英語を読めるようになることです。
英語の読み方には大きく分けて、一文一文の意味や文構造をしっかりつかんで読む”精読”と文章全体の流れや主張をつかんで読む”速読”という読み方があります。 いわゆる”難関大学”なんて呼んでいる大学では、大方の場合”速読力”が必要になってきます。
なぜなら大学に入ってから英語の論文を読みとく力が必要になります。 大学が英語を試験科目として要求している一つの理由として、この英語の論文を読み解く力を試したいからでもあります。 なぜ英語の論文かといったら、学問の最先端は西欧(主にアメリカ)であるからです。
さて、速読といっても巷では、いろんな読み方が溢れていたりします。 その中にはいわゆるテクニックに頼りすぎている読み方もあれば、かなり講師のフィーリングで読んでいるようなあいまいな読み方もあります。 テクニックに頼ったら、臨機応変に対応できないし、あいまいに速読されても、実際自分で読む時にどう読めばいいのかよくわかりません。
横山先生がおっしゃるには英語の読み方は”守破離”であるのです。
”守破離”とは空手の用語で、まずは先生から学んだ”型”に忠実に”守”り、その”型”を”破”り、”離”れて自分の”形”にするということです。(自分は空手を知らないので、この説明はうまくないかもしれませんが)
つまり英語も先生から学んだ英語の読み方を授業で忠実に学び、自分で問題演習をして次第にその読み方をどんな英文でも対応できるような自分の読み方を身につけていくことです。(ある意味経験値でもあります。)
さて、ロジカルリーディングとはどんな読み方かというと(自分なんかが説明してしまっては恐れ多いし、間違ったことを言いそうなので、先生の授業をご自身でうけてみるか、参考書を読んでみるのが一番いいのですが)
英語の文章(主に論文)は論理的に書かれているので、その考え方を学んで英文の流れや主張をつかむ読み方です。 また一つのパラグラフには同じことしか繰り返されません。 パラグラフ内の筆者の言いたいこと(クレーム)をわかりやすく説明されたり、背景知識であったりするわけです。 そして文全体でどういう流れであり、どんなことを言いたいのかを読み取っていくやり方です。 細かくは自分が説明すると間違ったことをいいそうなので、このくらいにしておくとして。
始めはロジカルリーデングのいろんな考え方(型)を授業で聞いて、その読み方を自分でも英文と格闘していき、臨機応変に対応できる自分の読み方(形)にしていくのです。 またこの論理的な考え方はリーディングだけでなく、ライティングやリスニングにだって応用することが出来ますし。
また授業の素材はすごく知的好奇心を満たしてくれる英文で、夏季講習には実際に英語の論文を読んだりします。 先生でもあり、学問の先達として”本気で大学で学びたい”という気持ちになりますし、啓蒙されます。 そして受験でも今の勉強でも、先生の授業で学び臨機応変な自分の読み方を獲得することが出来ました。 まぁ相当英語と格闘しましたが(笑
ただ自分はまだ先生がおっしゃるような”実存的な学問”になるほど、まだ勉強できてないので、頑張らないといけないです! いわゆる”予備校講師”としてというよりは”学問の先達”として奥深い世界を堪能させていただきました。
自分なんかが語るのは恐れ多すぎるのですが、いろんな素晴らしい先生がいらっしゃると思いますが、本物志向なら横山先生をお勧めします!(他の読み方が本物というわけではなくて、あくまでも個人的な意見として) なにはともあれ自分が説明なんかするよりも、実際に授業とか参考書を読んでみることをお勧めします。
投稿者 青山敦 : 2008年02月19日 19:39
この記事に対する読者の投稿
今私は、滑り止めは受かりましたが、
本命の大学は合格発表待ちです。
よかったらその横山先生の参考書を読んでみたいので一押しがあれば教えてください。
投稿者 オスカル : 2008年02月20日 20:52
ずっと励ましてくれた優しくて大人な先輩へ
今まで本当にありがとうございました。
東進に来るのは明日で最後になりました。後期、地元の医学部受けられなくなったので、そして明後日、飛行機で東京に行くので。私には前期しかないのですが不思議と落ち着いてますwあぁこれも運命なのかな。。なんて思ってる自分は一年前とは見違えるように変わった自分で、成長した自分にほっこりした気持ちになるたび、それを与えてくれた周りの人達に感謝してる自分がいます。
先輩と出会ったのは9月でしたよね?東大模試を受けてた時だった気がします。それからずっと辛いこと悲しいこと、あるたびに先輩の返信を読んでました。素敵な紳士の先輩の姿は幼い私にはまぶしかったですww
きっと陰で誰よりも誰よりも努力して苦労してきた人だから。。。絶対絶対ですよ?誰よりも幸せになってください!wwそれが私の、先輩へのお願いです。
先輩とPCで話せて楽しかったです。ありがとうございました。受験頑張ります。。今年の春、桜の舞い散る駒場の桜色の青空の下で、先輩と出会えますように。
投稿者 桜色の青空 : 2008年02月22日 10:46
はじめまして!初めてコメントします。
自分は私大志望だったのでもう試験も合格発表も終わり、今は家でボーっとしています。残念ながら第一志望に落ちてしまったのですが、この悔しさを大学での勉強にぶつけようと、今密かに燃えています!そこで先輩に質問なんですが、大学での生活を有意義にする為に、今のこのヒマな時間でやっといたほうがいいことってありますか?是非アドバイスお願いします!
投稿者 暇人 : 2008年02月22日 21:23
ロジカルリーディングのレポートがあったのでコメントさせて下さい。
今ロジカルリーディングの入門を終えたのですが、正直言って自分にあっているのかすらもわかりません。
本当に自分に力がついているのか(このような読み方を自分でもできるようになるのか)と思うときもあります。
まだ入門なんだからと思うかも知れませんが、始めだからこそ今なら変えられるのではないかとも思います。
私情が長くなりましたが、青山さんはこう思ったときありませんでしたか?
また、先生の読み方を学んで他の文に応用して解くという実感がなかなかありません。
そして英語と格闘したとの前回のレポートでしたが具体的にどのくらいやったのでしょうか?
長くなりましたが何かしらの形で返事を下さればと思います。
投稿者 馬場 : 2008年02月23日 23:05
このまえ返信したものです。
慶應の文学部補欠でCでした。
まだどうなるかわかりませんが当日結果がだせたのは青山さんのブログを前日に読んで解答を全力で埋めようというモチベーションがあったからだと思います。
本とにありがとうございました。
投稿者 ジョン : 2008年02月24日 10:02
横山先生、コメントしていただいて本当にありがとうございます! ずっと憧れていたので、このような形でお会いすることが出来て本当に嬉しいです!
思えば、自分は学問のことも何も知らない高校生でしたが、先生の講義で学問というものに触れられて、漠然だけど強く”学問をしたい”という気持ちにさせていただきました。 おかげさまで日本で一番恵まれている大学で学べることになりました!
だからこそ、先生の謝りたいのですが、恵まれている環境にいながら、この2年間あまり学問というものに、恥ずかしいほどあまり真剣に取り組んでませんでした。
確かにこの2年間の駒場の教養ではいろんな講義や学問に触れて、新しい興味を持つことも出来ましたし、自分なりにも読書もしましたし、考えることもありました。 また、部活やゼミ、アルバイトなど好奇心に任せて、いろんなことに挑戦して、いろんなことを学びました。 でも、大学には本当に勉強熱心な人もいて、自分なんか本当に何も知らないんだと感じられます。
自分はこの2年間の駒場の教養課程で”社会心理学”を学ぶことに決めました。 まだまだ先生がおっしゃるような”実存的な学問”にすることができるかわかりませんが、これからの専門課程はより、自分のものとしての学問をやっていきたいと思います。
まだまだ学問をするものとしての端くれではありますが、学問の先達としてこれからのご指導、ご鞭撻のほどをよろしくお願いします。
長文失礼しました。
投稿者 青山 : 2008年02月24日 12:50
>オスカルさん
ひとまず大学受験お疲れ様でした! 本命の大学はいかがでしたか?
大学受験終わったからこそ、これからの学問をするための準備として横山先生の参考書を読んでいただけることをお勧めします。
先生の参考書ですと、詳しい名前は忘れてしまったのですが、”ロジカルリーディングの実況中継?”(語学春秋社?)がお勧めです! 3冊ありますが、まずは原則の書いてあるやつを読んでみて下さい! 何か質問あれば、気軽にどうぞ☆
投稿者 青山 : 2008年02月24日 12:55
>桜色の青空さん
これまで僕のブログ読んでくれてありがとうございました! こちらこそ、桜色の青空さんが、いっぱいコメントを返してくれて楽しかったです☆
いろいろと苦しいことも含めてあったと思うけど、この受験で大きく成長したね! だからこそ、それほどまでに人に感謝して、思いやれる気持ちを持てるすごく素敵な受験生になったんですね☆(マジで!)
自分の桜色の青空さんを見習って、そんなやさしい人間になっていきたいです! お互い、自分の含めて周りの人を幸せにしていける人間になっていきましょうね!
いよいよ明日が本番だね! でも、本番だからといって気負わず、いつも通りに力を出してきてくださいね!
それにしても東京は寒いです。 風邪引かないようにね。 明日の準備は万全にしてください!
それでは、今春駒場で会えることを楽しみにしております!
投稿者 青山 : 2008年02月24日 13:14
>暇人さん
ひとまず受験お疲れ様でした! でも大事なのはこれから始まる大学生活をいかに有意義なものにするかだと思います。
やっぱり日々勉強すると毎日有意義になりますよね! せっかく受験で勉強したのだから、特に英語なんかはトイックや通訳案内の試験とかを目指して、更に研鑽するといいと思います。
詳しくはまた書くので楽しみにしていてください!
投稿者 青山 : 2008年02月24日 13:41
>馬場君
返事遅くなってごめんね。
確かに最終的には、自分でどんな英文も読めるようにならなきゃいけないんだけど、はじめは僕も”本当にこんなにうまく読めるのかな”なんて思った時もありました。 でもこの読み方が本物だと思ったし、何よりも授業がすごく面白かったから。
たぶん英語の読み方は合う、合わないとか良し悪しというのではなく、はじめのうちはどんな読み方であれ、試行錯誤する時期があると思います。 そうしなきゃというか、だからこそ自分のものにしていかないと本物の力にはなりませんし。
今の段階は、しっかりと自分で予習して、授業で先生の読み方と比べてみて、しっかり復習して全て理解し、自分で問題演習していきましょう!
何かあれば、また校舎でもここでもいいので気軽に声かけてね!
投稿者 青山 : 2008年02月27日 13:24
>ジョンさん
いえいえ、こちらこそ何らかの形で役に立てたのなら嬉しいです! 慶応合格してるとなによりも良いですね! ひとまず受験お疲れ様でした!
投稿者 青山 : 2008年02月27日 13:26
横山先生が担当している早慶上智英語−長文読解編−
っていう東進の授業もロジカルリーディングを学べるのですか?? また、実況中継の参考書で本当に力は付くのでしょうか?
投稿者 てれすこ : 2008年02月28日 01:00
>てれすこさん
返事遅くなってごめんなさい。
その講座はやったことないから何とも言えないけれど、よりロジカルリーディングを学びたいのなら、”ロジカルリーディング”を受けた方が良いと思います。
参考書なんだけど、本当に力つくかはてれすこさんがその本からどのくらいのことを学ぶかによると思います。 言うならば、参考書をやったから力がつくというよりは、それはあくまでも基本として、自分で使いこなせるようになってから、初めて読めるようになるんだと思います。
曖昧な答えで申し訳ありません。 また何かあればお気軽に質問ください!
投稿者 青山 : 2008年03月04日 11:54
ロジカルリーディングを体得すればセンターの英語や私大の評論分、小説も読めるようになりますか??
投稿者 てれすこ : 2008年03月05日 17:20
>てれすこさん
そうだね! 体得するにはいろいろと試行錯誤すると思うけど、あらゆる文に対応できるようになります!(というかこれはあなたの頑張る姿勢次第だと思います!) 特に評論を読むときは本当にクリアに読めることが出来る感覚ですよ!
ロジカルリーディングを体得することももちろん大事ですが、最終的には自分の読み方にしていかなければいけません!
投稿者 青山 : 2008年03月06日 23:22










