学生特派員からの先輩レポート|東京大学|青山 敦
2008年05月08日
知の構造化
今日は少し大学生らしく学問の話でもしようと思います。
みんなが大学を選ぶ際、大方の人は大学よりもまず先に学部、つまり大学で何を学びたいかということを考えて志望大学を決めていると思います。
少し教養のある人は知っていると思いますが、現在それぞれ学問が発展していることによりより専門的になりすぎてしまい、全体的な視点が失われている“知の細分化”状態に陥っています(木を見て森を見ず状態)
学問とは人間や社会、自然など事象を見つめる「眼」であり、それらを正しく理解したり、社会問題を解決する為に対処することにおいては、もちろんいろんな視点から物事を捉える必要が有ります。
例えば“氏か育ちか?”というresearch questionに対しても生物学、発達心理学、社会心理学、医学、文化人類学などいろんな「眼」によって明らかになっています。
また、環境問題を解決するには社会学、心理学、生物学、政治学、地質学など多分野からの専門的な知識や技術を必要とされます。
このように多分野の専門知識、技術を総合して“知の構造化”をする必要があるのです。 東大総長の小宮山氏がよくこうおしゃっています。 駒場の教養教育や学際俯瞰授業はそのような問題意識があってなされているんだと思う。
しかし知を構造化することは難しいです。 たしかに幅広い知識として色んな学問を学ぶことは出来るのですが、その学問それぞれの独自の概念なり前提があるので、自分として知の構造化をするのは難しいように感じました。
自分の知を構造化するために中心的な考え方(アプローチ法としての学問)を持つ必要が有るのかもしれませんね。 より専門を学んでいって知の構造化をしていきたいと思います。
投稿者 青山敦 : 2008年05月08日 17:22
この記事に対する読者の投稿
私は、どの学部に進むかを考えた時、よく分からないという現状です(。_・)今はとにかく早稲田に行きたい、という漠然とした気持ちしかありません;;敢えていうなら心理学に少し興味があります。心理学というと、あまり職がないというのを聞きますが、実際どうなのでしょうか?また、青山さんは将来どのような職に就こうと考えていますか?よかったら教えて下さい(^ω^)☆
投稿者 浪人生♪ : 2008年05月08日 23:11
お久しぶりです。
以前某所でお世話になっていた青山さんの学校の後輩(47期)です。
地歴(私の場合は世界史と地理を選択)は何時ごろから本格的に始めればいいのでしょうか?
なお、私の学年は単位の関係上、世界史Bを高1から始めたので今は既に通史が半分ほど終わっているのですが、私は授業のプリントを無視していたので第6章(山川出版“詳説世界史B”)の細かい知識が無い状態です…
また、地理はかなり得意な方なのですが、センター試験では世界史を使います。
投稿者 techlaw : 2008年05月09日 18:02
>浪人生♪さん
僕が社会心理学を専修したのは、将来的な仕事と観点ではなく学問的にすごく興味深いものだったからです。 たしかに心理学というものを実際に将来的な仕事として使う人は少なく、研究者かあるいは臨床、つまりカウンセラーといったお仕事もあるようです。 やっぱり一番人の為になるお仕事なので憧れますよね。
先輩方を見てみますと、やっぱり文系だけあって入院する人はあまり多くなく、企業に就職したり国Tや法科大学院にいったり、海外に留学したりするなどさまざまです。
自分はまだまだ漠然としてるから、そろそろしっかりと自分の将来を明確にしていきたいです!
投稿者 青山 : 2008年05月21日 21:42
>techlawさん
久しぶりだね! 元気ですか?
某所(別に隠さなくても(笑)ではお世話になりました。
高2のうちは地歴よりも英語,数学を東大の問題にある程度対応できるレベル、少なくともセンター9割は取れるようにしていってください。
地歴は高3から本格的にやっていったので、高2のうちは大きな流れを一通り見ていく程度だったかな。 も○こーのプリントは細かすぎてうんざりだよね(笑 あれは早慶レベルだし。 細かい知識は何度も繰り返していくうちに自然とついてくと思う。
ちなみに教科書は基本だから、2冊以上を読み込んでいった方が良いよ!
投稿者 青山 : 2008年05月21日 21:51










