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学生特派員からの先輩レポート|早稲田大学|柏原生之介

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2008年06月19日

水と言葉。

こんにちわ。今回は最近読んだ本、江本勝著の『水からの伝言』について。


ざっとこの本の中身を紹介すると、これは水の結晶の写真集のようなもの。といっても、ただの水?いや、ただの水なんだけど、いろんなことしてます。

おそらくメインなのは、観てて、「ほぇー」と思ったのは言葉が水の結晶生成にいろんな影響を与えるという部分。



江本勝氏がこの本の中でやっているのは、水をいれたビーカーに言葉をかける、あるいは、その言葉を書いた紙を貼ると、生成される水の結晶がいろいろ変化するというもの。

「ありがとう」や「平和」などのポジティブな言葉(著書内では「よい言葉」といわれてる)をかけると、まぁとてもきれいな結晶ができると。逆に、「ばかやろう」、「戦争」や「死ね」などのネガティブな言葉(「悪い言葉」)をかけると、汚い結晶ができるという。ふむ。



言葉に限らず、音楽を流した場合も、流した音楽のジャンル、曲調みたいなものによって変化があるらしい。うん、らしいよ。


音楽を流した場合っていうのはおそらくメインではないと思うので、言葉の場合に限って思ったこと。



まず、「え、水って言葉わかるんか?」とね。声をかけた場合なら、それは音だから、「あー、音の振動みたいなもんが伝わってるんかな」と思えもするけど、紙に書いた言葉に反応するって…、なんでよ?と。

内容はすごくファンタジーで感動はあるんだけど、どうしても「いや、実際どうなの? どうしてそうなるのか理由がよくわからない!」となっちゃう。



「言葉」っていうのは、「文字」、それを声にだしたときの「音」、そしてそれが指し示す「意味」でできてると思うんだけれど、「文字」、「音」→「意味」っていうのは偶然にその言葉がその意味を示すようになったんじゃないかと。

つまり、「世の中が穏やかな状態にあること」っていう意味の「平和」って言葉は、たまたまそれが「平和」って言葉だったわけで、もしかしたら逆の「戦争」って言葉が今僕らのいう「平和」って意味をさしていた可能性もあったはず。うん、ないはずがない。そう意味で偶然だと思う。


じゃあなんでこうもうまく、ポジティブな言葉→綺麗な結晶、ネガティブな言葉→汚い結晶になるんだろうと。さすがに水は文字の意味は理解できないだろう…と思ってしまう。


そうすると、いったい何が…。周りの人間がその言葉をみて(これは紙に言葉を書いてビーカーに貼った場合)思った印象?みたいなものが水に作用したとか? ESP? と、正解もでるはずないし、こんがらがるだけなんだけど…。



この本の内容について検索をかけていろいろなところでいろいろな人が言ってることをみたけど、結構に批判的な意見もあって、そりゃちっとも科学じゃない、とかね。


実際のとこどうなんですか!と著者に質問してみたい…。


そして最後に思ったのは、夢を壊すのは科学、そして夢を作るのも科学なんだなと…。



気になる方は→『水からの伝言』

投稿者 柏原生之介 : 2008年06月19日 15:20

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