大学受験|英語


英文多読シリーズ 生きろ!

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多読シリーズもいよいよ第三作目となりました。
今回の物語は、東進ハイスクールの古文講師である吉野敬介先生の半生に基づいたものです。原案をくださった吉野先生に、大いに感謝しています。

◎多読のすすめ
楽しめば楽しむほど、英語は読めるようになる!

 「英文多読シリーズ」は、読み出すと止まらない、ワクワクストーリーで、英語を読むことを純粋に楽しむためのものです。皆さんは、これを読み始めると、きっとストーリーの世界にハマってしまうでしょう。
授業や参考書で精読を学び、それを繰り返し復習するのも大切な勉強です。しかし、それだけでは英文に触れる量が絶対的に不足してしまいます。ただ机で「勉強」しているだけでは、言語の修得に必要な反射神経がなかなか身に付かないのです。 
そこで、たくさんの英語に触れ、慣れるための、「多読」が必要になります。「多読」の秘訣は、勉強ではなく純粋に読書として英文を楽しむことです。
日本語の読解も、勉強して覚えたわけではありませんよね。マンガや小説など、大好きな本を読みながら覚えたはずです。この小説は、難しい単語や構文を極力使わずに、シンプルな英語で読みやすく書かれています。でも、本当に大切な単語や熟語、構文はしっかり文の中に組み込んであります。
「多読」のためには、
① 普段勉強しているレベルより簡単であること
② 内容が楽しく、興味が持てるものであること
③ 辞書を引いて調べることによって、読書が中断されないようにすること
この三つが大切です。また、従来の多読教材では、「内容は簡単だけれど、語彙や表現のレベルが高すぎて読書が止まってしまう。」「内容が日本人にとっていまいち興味が持てない。」という声がよく聞かれました。
そこで、このシリーズでは以下の工夫をしました。
◎語彙のレベルや文法のレベルを制約して、おおむね英検準2級~大学入学共通テスト基礎レベルの英語で、オリジナルストーリーとして書き起こした。
◎日本人、特に若者にとって興味が持てる内容を題材とした。イラストを随所にちりばめ読みやすくし、一度読み出すと止められなくなる工夫をした。
◎単語が気になる場合でも、すぐに解決できる語句注を充実させた。
◎朗読音声を無料でダウンロードできるようにし、耳からもストーリーが楽しめるようにした。(英語・日本語・日英対訳)
◎一冊分のストーリーの長さを5,000~7,000語程度とし、ある程度読み応えはあるが、長過ぎて嫌にならないところでストーリーを完結させた。
このような学習効果を、綿密に計算してこのシリーズは作成されています。とは言っても、何より多読では、勉強のことを忘れて、純粋に楽しむことが重要です。いつでも、どこでも読んで読んで読みまくることによって、知らず知らずのうちに試験の英文も読めるようになってしまう。そんな人がたくさん生まれることを願っています。

英語だけで楽しむもよし、訳や単語・熟語の注釈を見ながら楽しむもよし、音声を聞いて楽しむのもよし。最後まで、約6,600語の冒険の旅へと出かけましょう。

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