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一問一答


政治・経済一問一答【完全版】4th edition

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 共通テストをはじめとした公民「政治・経済」で高得点を狙うには、単なる事項羅列型「一問一答集」では不十分! 思想のキーポイント、制度・仕組みの存在理由、問題点とその対策までを含めた入試本番実戦型の「一問一答集」でなければ、飛躍的な得点力アップは望めません。
 このようなコンセプトにおいて、予備校の現場で数多くの合格者を輩出してきた著者の信念から編集・改訂された全2,299問の「一問一答集」、それが本書です。
 過去の共通テストやセンター試験、一般入試、模擬試験、予想問題の出題内容を分析し、出題されているポイントを抽出、厳選しました。特に注力したのは、「受験生の弱点になりやすいもの」という観点で、テーマ別に問題を分類してあります。このような“ 合格メソッド” が集約されているがゆえに本書は【完全版】なのです。

  確かに共通テストでは、ここが問われる!」
 「この時事テーマや重要テーマは一般入試でも出題されそうだ!」
 「こうすれば覚えられる! 理解できる!」

といった学習の成果を本書では実感できることでしょう。受験生の皆さん、「実戦力と得点力は、こうやってアップするんだ!」という実感を味わってみませんか?

 入試本番での実戦力と得点力が効率的にアップする本書の大きな特長は、以下の通りです。

①基本事項と時事問題の融合
 基本事項を過去問などからピックアップし、まずは、頻出度(★★★)と(★★)を中心に、重要なポイントを押さえていくとよいでしょう。また、過去問などをもとに、共通テストで求められる力を想定した完全予想問題として改題または新作しています。「新たな出題傾向や時事問題には対応できないのでは……」という不安は無用です。試験に問われるであろう「基礎」から「最新時事」まで一気に学習することができます。

②統計・資料データ問題にも対応
 特に、「経済」分野では、統計・資料データ問題が大きな得点源になります。本書では入試で狙われるそれらの問題も掲載しています。また、複雑で覚えにくい内容や論点については、図表やフローチャートとして自然に覚えられるように問題を工夫しました。受験生の弱点を見抜いた作問を心がけています。統計・資料問題を苦手とする受験生は多いです。数字を覚えることは重要ではありません。制度・仕組みを理解した上で、「現実にはどうなっているだろう」と考える際に必要なのが統計・資料です。経済成長率や完全失業率の推移、貿易収支は黒字か赤字かなどのデータをチェックして現状を理解するのです。

③「得点差」となる理由・問題点・対策など背景や流れを重視
 従来型の「一問一答集」では完全に対応し切れない最大の理由は、背景と流れがわからずに、単なる事項の暗記に陥ってしまうことです。制度・仕組みがなぜ作られ、対策がなぜ行われているのかといった背景や流れにこだわって問題選びをしています。この点に実際の入試問題攻略のカギとなるという筆者の考えが込められているのです。


本書刊行によせて
清水 雅博

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