大学入試センター試験解答速報2013
《生物I》 全体概観


大問数は変化なし、設問数は減少。細かい知識を要求される問題が増加したが、分量が減り、考察問題は易しく時間がかからない。全体として難易度は昨年並み。

大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

大問数は昨年度と同じ5題であり、設問数は昨年度より3問減って28問、マーク数は昨年度と同じ33であった。問題形式に変更はなく、昨年度と同じであった。知識問題は、基本的には生物Iの教科書の内容を押さえておけば解けるが、細かい知識が要求される問題が増加した。また、全体に文章選択問題が多く、ここで時間がかかったと思われる。しかし、データ考察問題や遺伝の分量は減少し、易しくなった。考察問題は、昨年度に比べてデータを解析する力があまり問われておらず、グラフの見方や選択肢の選び方も難しくはない。全体として昨年並みと思われる。


年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2013

第1問

細胞と組織

6

6

20

第2問

生殖と発生

6

6

20

第3問

遺伝

5

7

20

第4問

動物の内部環境の調節

6

7

20

第5問

環境と植物の反応

5

7

20

2012

第1問

細胞

6

7

20

第2問

生殖と発生

6

6

20

第3問

遺伝

7

7

20

第4問

環境と動物の反応

6

6

20

第5問

環境と植物の反応

6

7

20

2011

第1問

細胞

6

6

20

第2問

生殖と発生

6

6

19

第3問

遺伝

6

7

21

第4問

刺激に対する動物の反応

6

6

20

第5問

環境と植物の反応

6

7

20

2010

第1問

細胞

4

5

20

第2問

生殖と発生

6

6

20

第3問

遺伝

6

7

20

第4問

環境と動物の反応

5

7

20

第5問

環境と植物の反応

4

4

20


過去の平均点の推移

2012 2011 2010 2009 2008
64.00点 63.36点 69.70点 55.85点 57.64点
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