◆はじめに
皆さんの受験される2020年1月のセンター試験が、最後の実施となります。これから一年間、これまでに行われたセンター試験を利用し、十分な準備をして万全の態勢で来年の本番を迎えられるようにしましょう。センター試験の化学で高得点を取るためには、“いかに早期に一通りの分野を学習し終えるか”ということが最も重要な秘訣となります。基礎〜標準レベルの問題で構成されているとはいえ、広範囲の問題を解き慣れるには時間が必要です。教科書レベルの内容は、なるべく早期に学習し終えましょう。
◆センター試験化学の特徴
センター試験では、単に知識を問う問題だけではなく、その場で考えて答えを導き出すような出題も多くみられます。普段から丸暗記中心のような表面的な学習だけでなく、各分野の根本的な部分を理解しながら学習を進めるようにしましょう。また、センター試験の化学では計算問題も多く、60分ですべての問題を解き終えるには、各設問を素早く解くための十分な訓練が必要です。過去に出題された問題と類似した出題がみられるのもセンター試験の化学の特徴ですので、本番に挑む前には十分な過去問演習を積んでおきましょう。
◆まずは理論化学の徹底理解を!
化学の学習を進めていく上で、理論化学の分野をしっかりと理解することがとても大切です。なぜなら、その後に学習する無機化学や有機化学の学習は、理論化学で学んだことが土台となるからです。理論化学がしっかりと理解できていれば、無機化学や有機化学の学習もスムーズに進めることができます。
◆高3の夏までに全範囲を終わらせよう!
皆さんに、ぜひ目標にしてもらいたいのが、「高3の夏までに一通り学習し終える」ということです。先ほども述べたように、センター試験の化学では、“いかに早期に一通りの分野を学習し終えるか”がカギとなります。その期限を高3の夏に設定しましょう。そのために、塾・予備校や参考書なども利用し、今から計画的に学習を進めましょう。
◆模試を活用しよう!
実際に行われたセンター試験の問題にもとづき、出題内容や問題レベルを分析して作られる東進の「センター試験本番レベル模試」は、全国統一高校生テストを含めて年間6回実施されます。これらの模試を活用することで、問題の傾向を把握し、現状で自分に足りていない部分を把握することができます。上手に模試を活用し、来年の本番に向けて十分な学力を身に付けていきましょう。
皆さんの受験される2020年1月のセンター試験が、最後の実施となります。これから一年間、これまでに行われたセンター試験を利用し、十分な準備をして万全の態勢で来年の本番を迎えられるようにしましょう。センター試験の化学で高得点を取るためには、“いかに早期に一通りの分野を学習し終えるか”ということが最も重要な秘訣となります。基礎〜標準レベルの問題で構成されているとはいえ、広範囲の問題を解き慣れるには時間が必要です。教科書レベルの内容は、なるべく早期に学習し終えましょう。
◆センター試験化学の特徴
センター試験では、単に知識を問う問題だけではなく、その場で考えて答えを導き出すような出題も多くみられます。普段から丸暗記中心のような表面的な学習だけでなく、各分野の根本的な部分を理解しながら学習を進めるようにしましょう。また、センター試験の化学では計算問題も多く、60分ですべての問題を解き終えるには、各設問を素早く解くための十分な訓練が必要です。過去に出題された問題と類似した出題がみられるのもセンター試験の化学の特徴ですので、本番に挑む前には十分な過去問演習を積んでおきましょう。
◆まずは理論化学の徹底理解を!
化学の学習を進めていく上で、理論化学の分野をしっかりと理解することがとても大切です。なぜなら、その後に学習する無機化学や有機化学の学習は、理論化学で学んだことが土台となるからです。理論化学がしっかりと理解できていれば、無機化学や有機化学の学習もスムーズに進めることができます。
◆高3の夏までに全範囲を終わらせよう!
皆さんに、ぜひ目標にしてもらいたいのが、「高3の夏までに一通り学習し終える」ということです。先ほども述べたように、センター試験の化学では、“いかに早期に一通りの分野を学習し終えるか”がカギとなります。その期限を高3の夏に設定しましょう。そのために、塾・予備校や参考書なども利用し、今から計画的に学習を進めましょう。
◆模試を活用しよう!
実際に行われたセンター試験の問題にもとづき、出題内容や問題レベルを分析して作られる東進の「センター試験本番レベル模試」は、全国統一高校生テストを含めて年間6回実施されます。これらの模試を活用することで、問題の傾向を把握し、現状で自分に足りていない部分を把握することができます。上手に模試を活用し、来年の本番に向けて十分な学力を身に付けていきましょう。
第6問・第7問のうち、いずれか1問を選択。大問数は6題、マーク数は29。出題形式に昨年度から大きな変更はなかった。
大問数 | 減少 | 変化なし | 増加 |
設問数 | 減少 | 変化なし | 増加 |
マーク数 | 減少 | 変化なし | 増加 |
難易度 | 易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 |
大問数は昨年と変わらず6題で、第6問・第7問のうち、いずれか1問を選択する形式も昨年と同様であった。また、昨年と比べて小問数は25で変化なかったが、マーク数は29で増加した。第2問の問3、第3問の問5、第5問の問1、第7問の問2など、グラフや分布図が表す内容を読み取って解答する必要がある問題の割合が高かった。また、計算問題が12題と昨年よりも増加し、解答を導くまでの過程が長いものも含まれていたため、時間内に解き終えるのは相当なスピードが必要であった。昨年と比べると、全体的にやや難化した。
年度 | 大問 | 出題分野 | 設問数 | マーク数 | 配点 | |
2019 | 第1問 | 物質の構造・状態 | 6 | 7 | 24 | |
第2問 | 物質の変化と平衡 | 5 | 6 | 24 | ||
第3問 | 無機物質 | 5 | 6 | 23 | ||
第4問 | 有機化合物 | 5 | 6 | 19 | ||
第5問 | 高分子化合物 | 2 | 2 | 5 | ||
第6問 | 1問 選択 | 合成高分子化合物 | 2 | 2 | 5 | |
第7問 | 天然高分子化合物 | 2 | 2 | 5 | ||
2018 | 第1問 | 物質の構造・状態 | 6 | 6 | 24 | |
第2問 | 物質の変化と平衡 | 5 | 6 | 24 | ||
第3問 | 無機物質 | 5 | 6 | 23 | ||
第4問 | 有機化合物 | 5 | 6 | 19 | ||
第5問 | 高分子化合物 | 2 | 2 | 5 | ||
第6問 | 1問 選択 | 合成高分子化合物 | 2 | 2 | 5 | |
第7問 | 天然高分子化合物 | 2 | 2 | 5 | ||
2017 | 第1問 | 物質の構造・状態 | 6 | 8 | 24 | |
第2問 | 物質の変化と平衡 | 6 | 7 | 24 | ||
第3問 | 無機物質 | 6 | 7 | 24 | ||
第4問 | 有機化合物 | 5 | 9 | 19 | ||
第5問 | 高分子化合物 | 2 | 2 | 4 | ||
第6問 | 1問 選択 | 合成高分子化合物 | 2 | 2 | 5 | |
第7問 | 天然高分子化合物 | 2 | 2 | 5 | ||
2016 | 第1問 | 物質の構造・状態 | 6 | 6 | 23 | |
第2問 | 物質の変化と平衡 | 6 | 6 | 23 | ||
第3問 | 無機物質 | 6 | 8 | 23 | ||
第4問 | 有機化合物 | 5 | 5 | 19 | ||
第5問 | 高分子化合物 | 2 | 2 | 6 | ||
第6問 | 1問 選択 | 合成高分子化合物 | 2 | 3 | 6 | |
第7問 | 天然高分子化合物 | 2 | 2 | 6 | ||
2015 | 第1問 | 物質の構造・状態 | 6 | 6 | 23 | |
第2問 | 物質の変化と平衡 | 5 | 6 | 23 | ||
第3問 | 無機物質 | 6 | 7 | 23 | ||
第4問 | 有機化合物 | 6 | 7 | 22 | ||
第5問 | 1問 選択 | 合成高分子化合物 | 3 | 3 | 9 | |
第6問 | 天然高分子化合物 | 3 | 3 | 9 |
過去の平均点の推移
2018 | 2017 | 2016 | 2015 |
---|---|---|---|
60.57点 | 51.94点 | 54.48点 | 62.50点 |