新高2生へのアドバイス
《物理基礎》




◆物理基礎とは
「物理基礎」は、力学、熱、波動、電磁気、エネルギーの利用などを扱います。さらに応用的な科目である「物理」があるため、「物理基礎」は基礎的な内容が中心となります。ただし、物理は教科書等に出てくる知識や式を記憶しているだけでは、容易に対応はできません。何より物理現象や式の意味を正しく理解することが必要です。


◆中学理科の物理分野を確認しておく
「物理基礎」の内容は、中学校で学んだ理科の物理分野が基礎となります。物理は積み上げ型の科目ですから、基礎となる中学理科の理解が不十分だと、「物理基礎」の理解も難しくなります。したがって、「物理基礎」の学習を始める前にまず行うことは、中学理科の復習です。中学理科では、力学、波動、電磁気などの内容を学んでいます。中学の内容だからと言って軽んじることなく、復習してみると忘れている知識やあいまいな内容がいくつも出てくるはずです。このような内容をそのままにしておかず、復習してより理解を深めることで、「物理基礎」の学習のスタートラインに立てると言えます。


◆まず授業や教科書を活用する
最終的な目標は、「センター試験本番で目標点をとる」です。そこで、すぐにセンター試験の過去問や予想問を解こうとする人が出てきます。しかし、センター試験の過去問や予想問を解く主な目的は、センター試験独特の出題形式に慣れたり、現状の「物理基礎」の学力がどれくらいあるかを測ったりするためであり、「物理基礎」の学力を向上させるためではありません。「物理基礎」の学力を向上させるためには、まず教科書の内容を十分に理解することです。そのためには「物理基礎」の授業をしっかりと活用するのが重要です。授業の予習・復習によって「物理基礎」の学力を身につけ、教科書の演習問題は解けるようにしておく必要があります。一見、地味に感じるかもしれませんが、物理は積み上げ型の科目です。地道な努力の積み上げが2年後の合格につながると言えます。



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