全体概観
《英語》


第5問で物語文の読解が出題されるも、全体の傾向は変わらず

大問6題からなる全体構成と大問ごとの配点は昨年と同じ。読解問題(第3問〜第6問)の配点が全体の7割以上を占める読解中心の出題である。全体の語数は約4200語でここ数年大きな変化はない。
目立った変化として、第5問が昨年までの複数情報源に基づく読解問題から,単一の物語文(約700語)の読解問題に変わった。物語文の出題は2007年以来となる。また、今年は文中の単語や熟語の意味を推測する問題は出題されなかったが、同趣旨の設問として、ある文が文脈中でどのような意味で用いられているかを問う問題が第6問で出題された。その他の問題形式は昨年と変わらず、一昨年から出題されている第3問Bの文削除問題や、昨年新形式として出題された第2問Cの対話文中の英文完成問題は、今年も引き続き出題された。
第1問・第2問は、発音・語彙・文法・語法等の英語の基礎力を試す問題で、全体配点の29%が与えられている。全体配点の71%を占める読解問題(第3問〜第6問)は、短い対話文の空所補充完成やパラグラフの理解を問う基本問題から始まり、実際に英文に接する際に考えられる様々な状況を想定した内容把握を問う出題となっている。具体的には、議論の要点整理、図表を交えた英文読解、広告文からの情報収集、物語文や説明文の読解等である。英語のパラグラフについての基本的な理解のうえに、英文のタイプに応じた読み方ができるように計画的に学習していこう。




各種資料請求はこちら

センター試験情報TOP

大学受験なら予備校の東進ドットコム

(C)Nagase Brothers Inc.

第一志望校の合格に抜群の現役合格実績を上げる大学受験の予備校、東進ドットコム