新高2生へのアドバイス
《日本史B》



歴史に興味をもとう!
2011年3月の東日本大震災は、歴史学の重要性が認知されるきっかけになりました。過去の災害から復興のあり方を学んだり、未来にどんな災害が待ち受けているのかを、ある程度予測することができたりするからです。2016年は阪神・淡路大震災から21年目にあたります。そして、首都圏では大きな地震がいつ起きてもおかしくない状況にあるといわれています。身近に起こりうる災害に興味をもてない人はいませんよね。また、近年では、中国や韓国との緊張がニュースになることも多いですよね。なぜ国際的緊張が生じるに至ったのでしょうか。こうしたことを考えれば、歴史を学ぶことの意味や重要性を認識できるのではないでしょうか。「なぜこんなに覚えなくてはならないのか」、「歴史なんて学ぶ意味がない」などと否定的にとらえてしまえば、日本史は当然つまらない教科になってしまいますし、得点も伸びていきません。まずは「興味をもつ」という姿勢を養いましょう。

教科書を重視しよう!
どの教科においても、学習の基本は教科書になります。歴史上の出来事は評価の難しいものが少なくありませんが、教科書には、日本の歴史が簡潔かつ客観的に記述されています。主観を排除した日本史を把握することは、受験のためだけではなく、国際化が顕著となっている今日において、ビジネスパーソンにとっても重要なことといえるでしょう。しかし、どうしても教科書を精読する習慣がつかないのであれば、一度に多くのページを読もうとするのではなく、目的意識をもって取り組んでみてください。具体的には、「今日は奈良時代の政治を把握する」、「明日は飛鳥文化を理解する」など、やや小さな単元を対象に精読し、教科書を閉じたあと、そこには何が書いてあったのかをノートにメモするようにしてみてください。こうした習慣は、やがて大きな力になっていきます。

模試を有効に活用しよう!
それでも学習の習慣が身につかないようであれば、模試の受験を勧めます。「センター試験本番レベル模試」は、「全国統一高校生テスト」も含めると全6回実施されます。これらは、受験日本史に精通したスタッフによって作成され、『解答解説』では、初学者でも理解しやすいように、(1)図や表を用いる、(2)ルビを多くふる、(3)理解を深めてもらうための【参考】や【整理】を設ける、といった工夫が施されています。受験会場の雰囲気にふれたり、成績がどのような状態にあるのかを把握したりすることは、モチベーションの向上につながります。学習のペースメーカーとするためにも、ぜひ、東進の「センター試験本番レベル模試」を受験してみてください。



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