ページを更新する ページを更新する
メインビジュアル

愛知県 私立 東海高等学校 卒
東京大学 理科一類

片岡 正爾くん

■共通テスト得点 833点/900点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 日本史

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 70 46 18 42 27 =203/440点
自己採点 70 55 36 48 25 =234/440点

■受験した感触・・・ 国語と化学ができなかったが、5分5分ぐらいだと感じた。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 A 理科一類 A 理科一類 B 理科一類 B

目標を強く意識して

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私が東京大学を目指して受験勉強を始めたのは高校2年の秋でした。学校の順位的には常に東大合格のボーダーライン周辺でした。最初は自分なんかが東大に受かるものなのかと思ったりもしていましたが、結果的に自分を信じて毎日コツコツ勉強してきてよかったなと思っています。私の体験談が読んだ人の役に立てば光栄です。

うまくいったこと

1. 勉強計画

私はできる限り、一日の勉強を始める前にその日にやることを書き出していました。これによりやらなければならないことの優先順位が分かり、効果的な学習ができます。また、一日のタスクを可視化することでモチベーションも上がります。

2. 適度な息抜き

自分はあまり受験勉強だけにのめりこめるタイプではなく、ストレスも感じていたので定期的にアイドルのライブを見たり友達とスポーツをしたりしていました。私としては特に真面目な人にこそ、短いようで長い受験勉強を走り切るにはみんなが勉強している中でリフレッシュをする勇気を持つことが重要だと思います。ただこのリフレッシュは映画など単発的なものにし、ゲームなどいつでもできてしまい、はまったときに抜け出せない恐れのあるものは避けるようにしましょう。自分の場合、頻度は2~3か月に一回ぐらいでした。また、友達と談笑することも重要です。

うまくいかなかったこと

 受験勉強を通して完璧にした参考書の数が3つぐらいしかなく、あれこれ様々な参考書に手を出してしまい、自分のものにできていない参考書や手も付けていない参考書がある中で受験を迎えることになってしまいました。この原因は他人が使っている参考書の方が優れていると思い、次々と友達が持っている参考書を買い足し、それをやろうとしてこれまで継続してきた参考書を中断したりしてしまっていたからでした。皆さんには合格への道は人それぞれであるということを肝に銘じて自分で情報を取捨選択して取り組んでいただけければと思います。

教科毎勉強法

  • 英語……高2までには共通テスト程度の文章がスラスラ読めるレベルになっていることが望ましいです。高3では理系教科に時間を取られがちになるので注意です。高3では過去問をメインに勉強していました。
  • 数学……高3までには数Ⅲまですでに一通り学び終わっていたので、高3の春ぐらいから過去問を古いものから解き始めました。自分の中では苦手な教科でしたが青木純二先生や長岡恭史先生の授業を取り、最後まで復習などできることに取り組んだことで一年間で東大数学と戦えるレベルまできました。
  • 国語……共通テスト直前期までは現代文は林修先生の授業を受け、古文漢文は単語を覚え、語法を学んだりしていました。国語は共通テストの勉強のときに一気に仕上げるのが良いと思います。
  • 物理……得意な教科だと自分では信じています(笑)。苑田尚之先生の授業を受けてとにかくその復習に多くの労力を費やしました。物理は基本を理解することがとても重要だと思います。
  • 化学……苦手でした。化学は演習量を多く積むことが重要です。

■東進東大特進コースについて

東大特進での受講講座

  • 数学の真髄……青木先生の授業で、とてもオススメです。問題の解き方ではなく問題に対する考え方、発想が学べ、これにより初見の問題に対処することができるようになります。
  • 東大特進数学……定期的に自分の実力をはかるために利用していました。論理に関する説明もしてくださいます。
  • 東大特進英語……大問別に対策してくれるので集中的に特訓出来ます。
  • 東大現代文……接続詞などについて注意して読み、論理がカチッとはまった答案を書く方法を学べます。
  • 東大化学……分野別で徹底的な演習を積むことができます。問題も東大の古めの過去問のもので良問ぞろいだと思います。私は理論化学をこの講座で完成させました。

東大本番レベル模試

 東進の東大模試は返却がとてもはやく、復習がしやすいです。また解説はとても丁寧で、物理の解説は特に読みごたえがあります(笑)。年に四回もあり、東大本番レベル模試の解答用紙は本番そっくりなので、本番に近い練習がたくさん積めると思います。

過去問演習講座

 夏ごろから始めました。丁寧な添削で自分では気が付かなかったような癖を発見することができました。

志望校別単元ジャンル演習

 この講座のおかげで苦手分野をつぶし、演習をたくさん積むことができました。

第一志望校対策演習

 第一志望校対策演習講座は東大レベルの演習をたくさん積むことができます。また、英語は大問別に対策できるようになっており効率よく得点アップを狙うことができます。また、東大本番レベル模試の過去問も演習として利用でき、過去問をやり尽くしてしまったという人にもおすすめです。私はこの演習をすることで東大を知り尽くし、自信を持って本番に挑むことができました。

その他

 過酷な東大受験を乗り越えることができたのは、所属する東進衛星予備校の校舎の方々や東大特進のスタッフ、講師、友人、家族などあらゆる人々の支えがあったからです。また、定期的に東大特進の授業に参加することで、刺激を受け、モチベーションを高めることができました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 東大に目標を定めたら、過去問などを用いて現在の自分とのレベルの差をはかり、とにかく東大に受かるにはどのようなことをすればよいかを考え抜いて勉強しましょう。受験勉強には必ずつらい時期があるとは思いますが、目標が定まってぶれていなければ、必ず自分の道を突き進み続けることができます。また、自分は共通テストぼけはありませんでしたが、共通テストが思いのほかよかったため二次試験までの間に気が緩んでしまいました。皆さんには二次試験まで全力で走り切って東大合格をつかみとってもらいたいです。