ページを更新する ページを更新する
メインビジュアル

愛媛県 私立 愛光高等学校 卒
東京大学 理科一類

渡邉 十萌さん

■共通テスト得点 777点/900点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 日本史

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 68 51 34 36 35 =224/440点
自己採点 65 58 39 28 34 =224/440点

■受験した感触・・・ 緊張感も出来も普段の模試ぐらい。ちょっと厳しいかも……。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 B 理科一類 A 理科一類 D 理科一類 B

勉強と体操の両立

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

東大を志望した理由・時期

 私が東大を受験すると決意したのは高2の夏頃です。それまでは東大に行くか、東大ではない国公立大学の医学部に行くかで迷っていました。高1ぐらいまでは理科三類を第一志望校にしていましたが、受験が近づくにつれ理三は遠い存在に感じるようになってしまいました。それと同時に、やっぱり大学数学を学びたいという気持ちが大きくなってきました。大学数学を知らないなんて悔しい、もっと自分の中の数学の世界を広げたい、という思いから理学部数学科を目指すようになり、志望校を東京大学理科一類に決めました。

将来の目標や職業

 先程も述べたように私は理学部数学科に進学したいと思っています。また大学卒業後は大好きな数学を活かせるような仕事をするのが目標であり、今のところはアクチュアリーを目指しています。アクチュアリーとは保険数理人と訳され、確率論や統計学などを用いて将来のリスクや不確実性の評価を行う専門家です。私は特に確率が好きなのでこのアクチュアリーという職業に惹かれました。もちろんまだ将来の職業が決定した訳ではないので、これから大学で様々なことを学びながら興味のある分野を探していきたいです。東大で素敵な仲間と出会い、お互いに高め合いながら大学生活を満喫したいと思います。

習い事について

 私は小1の秋から高2の夏まで器械体操を習っていました。高校生になってからは練習場が変わり、週に6日、1日約4時間の練習がありました。もちろん練習がある分勉強時間も体力も削られ大変でしたが、そのおかげで短い時間で集中する力や切り替える力をつけることができたと思います。

時期毎の勉強の仕方

  • 高2の7月~高3の6月

インプット中心で通期講座をひたすらしました。

  • 高3の7月~8月

共通テストと二次の過去問を10年分解き、アウトプットの練習をしました。夏休みの時間を使って東大の形式に慣れることができて良かったと思います。

  • 高3の9月~12月

志望校別単元ジャンル演習を9~10月で終わらせ、11月からは第一志望校対策演習と講習パックをしました。この時期は特に苦手の克服を意識しました。また、週に一度は各教科の過去問を一年分通して解くようにし、時間配分や一年分を解く集中力が落ちないように気を付けると良いと思います。

  • 高3の1月~2月

共通テストまでは共通テスト対策をしていました。具体的には今までに解いた問題の復習をしたり学校で配布された問題集を解いたりしました。共通テスト後からは、二次の頭に切り替えるために第一志望校対策演習をし、2月は過去問の復習やAI予測問題演習に力を入れました。

■東進東大特進コースについて

授業、講師

 わからないところを繰り返し聞けるという点が東進の授業の利点だと思います。どの講師も熱心でわかりやすかったです。

過去問演習講座

 10年分すべて添削・コメントしてもらえるので、自己採点するよりも遥かにやる気が出て楽しかったです。私は夏に一気に過去問10年分を解くことで東大の形式に慣れ、8月末の東大本番レベル模試で良い成績を残すことができました。

志望校別単元ジャンル演習

 AIによって自分の弱点を認識でき徹底的に演習できるところが良かったです。自分では気づかないような苦手部分も知ることができるので効率良く点数を伸ばしていくことができると思います。また、1つ1つ苦手をなくしていく過程がゲームのようで楽しかったです。

第一志望校対策演習

 東大本番レベル模試の過去問を分野ごとに解くことができるので、東大の形式に慣れながら苦手な分野を中心に演習ができました。週末には第一志望対策演習講座の中から過去問一年分を選び、時間を計って解き、問題を解くスピードが落ちないよう意識していました。また、目標点を上回れば画面に色がつくので、目標点を超えた場合には自信がつきモチベーションも上がりました。

東大本番レベル模試

 定期的に本番のような緊張感をもって問題を解くことができるので素晴らしいです。特に共通テスト後に模試があるのが良いです。共通テストから1週間模試に向けて対策をすることで、二次の頭へと切り替えることができました。

担任、担任助手、チームミーティング、ホームルーム

 模試の後に担任と面談をしたり、毎週チームミーティングやホームルームで担任助手と話をすることで、モチベーションを継続させることができました。

高速マスター基礎力養成講座、東進リスニングアプリ

 スマホでできるというのが最大の魅力です。通学中などのちょっとした空き時間に手軽に勉強できます。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 「焦らない。侮らない。諦めない。」「時間は有限、可能性は無限。」これらは東大受験の前日に先輩から聞き、印象に残っている言葉です。
 どうしても不安になってしまうことはあると思いますが、それは受験生みんな同じです。最後まで自分を信じて頑張ってください!来年東大で会えるのを楽しみに待っています。