ページを更新する ページを更新する
メインビジュアル

福岡県 県立 明善高等学校 卒
東京大学 理科一類

吉田 晃輝くん

■共通テスト得点 769点/900点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 68 49 38 37 30 =222/440点
自己採点 65 46 40 20 40 =211/440点

■受験した感触・・・ やれることはやったけど合格点は取れてなさそう。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 E 理科一類 C 理科一類 C 理科一類 C

なぜぼくが東大に

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

なぜ東大を目指したか

 自分が東大を目指した理由は先生の勧めがあったのと、自分の将来の夢が決まっていなかったからです。もともと九大志望で、そこまで成績もよくありませんでした。しかし、東進に三年間通っているうちに成績が伸び、東大を目指してみないかと東進の先生に言われて東大志望になりました。また、夢もないのであらゆるものを学ぶことで自分の将来像を描きたいと思ったからです。今後は様々なことを東大で学んで自分の将来を考えていきたいと思います。

東進に入った理由と活用法

 自分は小学生のときから続けていた野球を高校でもすることを決めていました。そのうえ大学にも進学したいと思っていたので、高校一年生から三年間ずっと東進で学習をしました。部活をしながら勉強もするというのは厳しいと野球部に入った当初は周囲からよく言われましたが、そのようなよくある状態に陥りたくない一心で勉強も部活も頑張りました。東進での学習は自分で時間を選んでできるので部活をしながらでも学習を進めることができます。確かに部活との両立は大変でしたが、習慣にしてしまえば問題はなかったです。ぼくの習慣は必ず寝る前に一コマだけでも授業を受けることを毎日欠かさずすることであり、二か月ほどできついとも感じずに受講するようになりました。部活生にありがちなことですが、自分のその日の勉強に対するモチベーションによってや自分の疲れ具合によって勉強するかしないかを決めてしまいがちですが、それは勉強習慣が身につかない原因となり受験期にモチベーションがないから勉強に身が入らないという状況を生み出してしまいます。それではせっかく東進で勉強をしていたとしても追い込みをかけられず、失敗する要因になります。ですからどんな状態であろうとも勉強は欠かさない習慣を作っておきましょう。そうなれば、部活を引退した後に大した苦労もなく勉強をすることができます。

受験期に入って

 もちろん部活でいい結果が残せずに後悔があり部活のことを忘れられない人もいると思います。私もその一人でした。その場合、私は大学で取り返すことを誓ってその誓いの達成のために勉強に熱意をそそぎました。もちろんうまくいくことばかりではないです。部活生、特に公立高校の人は私立中高一貫の人たちに比べて受験勉強のスタートでは大変遅れています。私も最初はどの模試でもE判定でした。二年生の時の共通テスト同日体験受験では6割程度でしたし、夏の東大模試も平均前後でした。しかし勉強習慣はあったので、引退後には毎日どんな時も欠かさず勉強をし続け秋には共通テスト型の模試では8~9割を安定してとれるようになりました。二次のほうは東進の過去問の添削指導を中心に自分の実力を確認しながら勉強をし続けました。自分で採点しにくい部分やわからなかった部分を添削と解説授業によっ補強し、実力を上げられるシステムを活用し、とても有意義な勉強になったと思います。おかげで東大模試ではCまたはBにまで上り詰めることができました。A判定を取りたかったですが、そんなに甘くないです。周りを凌駕するにはかなり勉強をする必要があることを知れるいい機会でした。それに気づくことでより受かるためのことを考えるようになり本番に向けてかなり勉強しました。

夏、秋の勉強

 全科目に共通することは基本的に過去問しかしてないことです。全科目25年分やりました。東大への思いが強い人は東大のみの過去問をやることをおすすめします。添削指導を活用し、自分のできないことを自覚することを第一目標に解きまくり、採点してもらい、復習する日々でした。

受験時のおすすめ

  • ルーティンを作る:私は模試の時から焦ったら必ず上を向き首裏の筋肉を縮めることをルーティンにしていました。このようなものを一つは持ちましょう。部活生は試合前によくやる何かを応用するのがおすすめです。本番で焦るのは当然です。しかしそこで実力を発揮できずに努力が報われなくなるのは残念すぎます。そこで活躍が期待できるのがルーティンです。それをやることで日常の自分に戻れます。それにより実力が発揮できれば最高です。
  • 習慣づけ:この文章の中で何度も言っていますが習慣を必ず作っておきましょう。自分を助けてくれます。最初は苦しいことではありますが、若いうちは意外と無理やりにでも始めてしまえばできるようになるものです。私はそう感じました。ですから未来の自分への投資だと思ってやってみてください。

■東進東大特進コースについて

  • 先取り学習:自分で自由に受験を見据えて学習を行えて、受験期に時間の余裕を作れます。自分は高校1年生の時から先取り学習をしようと勧められて高校の授業よりもかなり早く数学や英語をやっていました。とても良いことに東進にはこの先取り学習を支援するシステムが充実しており、一からやってくれるので困難なくどんどん学習を進められます。毎日1コマでも受けていれば高校2年生までに数Ⅲを履修でき、3年生では受験レベルの演習ばかりを行えるので、演習量が確保でき、受験で優位に立てることができます。
  • 高速マスター基礎力養成講座:このシステムには本当にお世話になりました。自分は電車通学で片道1時間でした。その時間を部活も忙しいので無駄にしたくないと思い必ずこのシステムを活用していました。私は英単語の勉強を高速マスターだけでした変わり種ですが、それであっても大した苦労もなく英語が読めるほどにものすごくよくできたものです。はじめは1800を終了させ、毎日していく中で学部別単語まで完全習得するほどやりこみました。スマホでできるので気軽に始められるのが継続できた一番の理由でした。熟語も学べるので汎用性が高く、これさえ徹底しておけば英単語、英熟語で苦労することはないと私は感じました。
  • 過去問対策講座:受験期はずっとこのシステムを利用していました。これは自分ではかなり難しい二次試験の添削指導がついた最高の演習講座です。この講座の良いところは、本番を想定した演習ができる上に、解答の書き方、自分の実力を知り、合格への距離がよくわかります。これでの点数をもとに本番での得点プランを立てやすく、合格のビジョンが鮮明になりやすいです。また、解説授業も素晴らしい講師たちが丁寧にやってくださっているため、わからなかった箇所も理解がしやすく、応用もきくようになります。それにより本番で遭遇する見たことない問題への対応も変わっていき、演習を積むごとに自分のレベルが上がっていることを実感できます。
  • 東大本番レベル模試:私が本番を受けて思ったのはこの模試はかなり本試験のレベルに近いと感じました。数学の完答しやすい問題と完答しにくいが部分点はもぎ取れる問題、まったくわからない問題が本試験のように入り混じっている感じや、理科の誘導の仕方、英語の時間のきつさや難易度などたいへんそっくりです。
  • チーム:受験は個人の力が重要ですが、競争相手がいることで競争の中で楽しく学習ができます。ぼくはチームの仲間がいたから向上できたと思います。競争は向上心を掻き立てます。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 前記にもある通り習慣作りを徹底して行いましょう。これは先延ばしにすればするほど後々の成績の伸びに響くと思います。特に公立高校の部活生はスタートも勉強時間も遅れをとり、劣っているので、巻き返しを図るためにも必ずやっておきましょう。きっと後で自分を助けてくれます。あと活用できるものは徹底的に活用しましょう。せっかくお金を払ってもらって東進に通ているので、やったことのないコンテンツがあるのは大変もったいないです。一度は触れてみることをお勧めします。最後になりましたが、入試というものは特に東大では半分以上が落ちてしまうものです。意外と簡単に落ちてしまうのです。その半分以上にならないには大変な困難を乗り超える必要があるかもしれないということをしっかりと認識はしておいてください。健闘を祈ります。