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長野県 県立 長野高等学校 卒
東京大学 理科二類

丸山 蒼くん

■共通テスト得点 823点/900点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 61 55 30 40 24 =210/440点
自己採点 60 60 35 30 25 =210/440点

■受験した感触・・・ 何とも言えない出来。自己採点はテキトー。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科二類 D 理科二類 D 理科二類 A 理科二類 B

今、一番大事なことをやろう!

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私は、高校2年生のころは「旧帝大の医学部医学科に行きたい」という漠然とした思いから東北大の医学部医学科を志望しており、勉強に本腰を入れるために高2の3月から東進に通い始めました。しかしその後、本当は自分には医者は向いていないのではないかと思い、志望分野を変えて志望校を東大に変更しました。自分が本当にやりたいことを見つめなおす機会は大切だと思います。高2の3月頃から受験を意識した勉強を始めるようになりました。8月に初めて過去問をちゃんと解いてみた際に、「思った通り難しいけど、まったく解けないわけではない」ということに気が付き、「もっと解ける問題を増やしたい」と思うようになりました。このモチベーションのおかげでずっと受験勉強を続けられたのだと思います。

うまくいったこと

  • 勉強姿勢

受験勉強では、ひたすら自分のスキルを向上させることを意識して勉強しました。自分に今必要なものは何か、自分が解けなかった理由は何か、できる人とできない人の差は何かといったことを常に意識しながら勉強し、「機械的にこなすのではなく、自分の頭で考える」勉強が出来たと思います。自分に必要なものを理解するうえでは演習が役に立ちました。演習を繰り返すことで自分の苦手を認識し、それにしっかり向き合うことで苦手を克服する、というサイクルによって自分の能力を向上させていくことができました。

  • 試験本番(共通テスト、併願私立、二次試験)

当日のコンディションを万全に整えて、いつも通りの感じで試験に臨むことができました。多少は緊張しましたが、自分の好きな音楽を脳内再生することでいくらか緊張を和らげることができました。おかげで共通テストは自己ベストの点数をとり、併願校にも東大にも合格することができました。自分を安心させる術を持っておくことは大事だと思います。


うまくいかなかったこと

  • 基礎の積み重ね

上記のような意識をもって勉強をしていましたが、実際なかなか能力が上がらないこともありました。その原因は1、2年次での演習不足でした。演習不足のせいで基礎がしっかりしておらず、典型問題の解法が身についていなかったため、苦労しました。後輩の皆さんは今からでも遅くないので基礎を固めることが重要です。


各教科の勉強

  • 英語……一度解いた長文を、解答・解説を読んで完全に理解した後、もう一度読んでみるとよい。一度扱った英文の単語・表現はすべて自分のものにするくらいの気持ちでやる。
  • 数学……難しい問題も意外と基礎の積み重ねであることが多い。解法にたどり着くまでの発想のプロセスを大事にした。
  • 国語……難しいけどあきらめずに真剣に向き合う。解き方がわからなければとりあえず先生のやり方を真似してみる。古文・漢文に関しては英語と同様。
  • 物理……条件を丁寧に読んで、知っている法則に当てはめれば必ず解ける。「要するにこういうことでしょ?」と言い換えられる能力が大事。
  • 化学……これも「要するにこういうことでしょ?」と言い換えられる能力が大事。あとは手を動かして計算力を鍛える。
  • 勉強全般……自分が知らなかったこと、ためになると思ったことを小さいノートに取っておく。いつかきっと役に立つ。

■東進東大特進コースについて

 通期講座では、学校の授業とはまた違った視点でものごとを見ることで、理解を深めることができました。特に理科では、「なぜそうなるのか」に焦点が置かれた授業で、学習事項が頭に入ってきやすかったです。「高速マスター基礎力養成講座」は英語や古文、化学について利用しました。日々の積み重ね学習ができるだけでなく、終わった時の達成感を味わい、「自分でもコツコツ毎日勉強することができる」という自信にもつながりました。「過去問演習講座」は、共通テストは10年分、東大の二次試験は8年分実施することで、自分の実力を測ることができ、問題の形式にも慣れることができました。時間を測っての問題演習をたくさんすることで、本番での時間の使いかたを練習することができました。「志望校別単元ジャンル演習講座」では、自分の抜け落ちている基礎がないかを確認し、典型問題の解き方を練習することができたのでとても役に立ちました。自分は「第一志望校の過去問」が受験勉強をする上でもっとも良い教材だと思っているので、「第一志望校対策演習」で東大型の問題を重点的に対策することができたのが非常に良かったです。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 自分の受験勉強を振り返ってみると、「自分の能力向上のために必要だと思ったことをがむしゃらにやる」といった感じで一貫していたような気がします。受験生の皆さんはやらなければならないことがたくさんあるだろうと思いますが、自分に必要なものは何かをしっかり意識してください。とりあえず目の前のことに真剣に取り組みましょう。苦手科目・苦手分野にもしっかり向き合いましょう。「今、一番大事なことをする」ことを常に意識して、頑張ってください!