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東京都 私立 開成高等学校 卒
東京大学 理科一類

市野 響希くん

■共通テスト得点 781点/900点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 倫理,政治経済

前期試験得点
(自己採点)
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■受験した感触・・・ 1日目で自己採点をし数学で計算ミスが複数発覚して絶望した。化学の有機で表記をミスったり英語もリスニングが微妙で少し不安だった。

■東進東大特進コースについて

 私は東進東大特進コースに在籍しており、主に苑田尚之先生の講座を取っていました。
 苑田先生の講座ではトップレベル物理とその演習講座、東大物理(東大特進)を受けていました。私自身はまず初学でトップレベル物理を受講しましたが、正直めちゃくちゃ難しく1コマ消化するのに平気で3時間、理解に詰まると復習含めて5時間以上かかりました。私は地頭が良い方ではなく単に授業を聞くだけではどうにもならなかったので、他の参考書やネットで調べたり、友達と分からないところを話し合ったりしながら受講を進めていきました。苑田先生の授業は高校で扱う物理について所謂教科書に拘らず、(古典)物理全体の流れの一環として授業をして毎回楽しんで受けることができ、(偉そうな言い方ですが)大学での勉強への繋がりも見えやすいので受験で燃え尽きない為にも良い講座です。分かりやすい力学で言えば、二体問題での重心系の議論・極座標の運動方程式・コリオリ力など回転座標系についてと、名前だけは聞いたことはあるが未だちゃんと理解していないような事柄についても一から丁寧に教えてくださるので興味を持った方は是非受講してみてください。
 トップレベル物理に次ぐその後の演習講座についても素晴らしく、苑田先生の講座では一番スマートで簡潔なやり方を毎時教えてくださるので受けていくたびにテストでの実践力も上がります。東大特進の東大物理は主に力学と波動、電磁気のうちコンデンサーと電磁誘導を扱っている講習形式の講座ですが、高2の際にトップレベル物理で学んだことの復習として1年かけて受講しました。初学で東大特進の東大物理を扱うのは大変な気もするので、私は事前にハイレベル物理やトップレベル物理、またはそれに類するレベルの勉強はしてから望むべきだと思います。講座自体は初学者でも大丈夫なように宣伝されていますが、どう考えても例えば電磁気に関してはMaxwell方程式についてある程度のイメージ(適当な言い方ですが)を持つ事など苑田先生の講座で扱うレベルの物理の理解は前提とされていると思われるので、事前に勉強することをお勧めします。
 お勧めの勉強法は以下の通りです。
 まず自分一人で受講し、その上で一旦よくわからなかった気がするところをネットや他の参考書で調べたり友達に聞いたりして一通り解決します。その後一旦ノートを閉じ、まっさらな紙に(または頭の中で)他人に説明するように授業で扱った理論の再現をします。(ノートを再現するという意味ではなく、全体の流れとして把握するということです。必要に応じて式計算も)ここでぽろぽろと分からなかったことが出てくるのでもう一度その不明点を洗いなおします。同じような事を授業で扱った問題やテキストについている復習用例題でも行います。他人と話し合ったりしていく中でだんだんと多面的に、様々な解法を身に着けていくこともできるのでお勧めです。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 好きな通りに勉強するのが一番だと思います。ギリギリの点数で受かった分際で何を偉そうな事をお思いの方も多いでしょうが、スマホの時間制限など受験勉強の為に変にむきになってやる必要はないでしょう。私自身は受験期間中一切の制限を設けずTwitterやYouTube、InstagramなどのSNSも気分転換として多用しており(1日3時間程度)、それによりあまりストレスを受けずに楽しく受験生活を終えることが出来ました。(ゲームも度々していましたがそこまでハマりませんでした。)
 変に気負いせず楽しく受験勉強しましょう!

■学習方法

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