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東京都 国立 筑波大学附属高等学校 卒
東京大学 文科一類

芝田 和樹くん

■共通テスト得点 779点/900点

■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 化学基礎 地学基礎

前期試験得点
(自己採点)
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■受験した感触・・・ 数学よりも得意の英語で失敗したことのショックが大きく立ち直れなかった。

■東進東大特進コースについて

  • 現代文:第1期から林修先生の授業をとり、その復習を1月末から受験直前にかけて行いました。逆に時間をかけられないこともありこれ以外現代文の勉強はしませんでした。解説を聞いたそのときに自分の解法のどこがまずかったのか問題文に書き込み、あるときは雑談(対面授業での雑談はそれだけでも来る価値があります!)の内容を隅にメモしていました。これをすることで見返したときに自分の思考過程や授業内容がありありと思い出されたので、有用な手段だと思います。
  • 古文:栗原隆先生の『東大古文』などを受講しました。栗原隆先生の添削は模試とは違い答案全体の文意をとっていたので、枝葉末節に拘って自己肯定感を下げたり固定的表現を覚えるのに時間を割いたりせずにすみました。また、問題演習ばかりしていると自分が古典常識に疎いことに気づかなかったと思います。
  • 漢文:古典の先生の授業を受講しました。元々得意だったのですがそれゆえに時間制限のある中での問題演習から目を背けており、短期間に集中して15年分あるいは10年分という問題に触れられる、という点に特長があったと思います。
  • 数学:青木純二先生の『数学の真髄』をプレ講座から最後まで受講しました。演習量は十分で補充問題も充実しており、東大文系数学の頻出テーマに概ね慣れることができます。高2時まで定期テストレベルの、見た瞬間に解法が分かるという問題ばかり解いていたので、当初は「考え抜く数学への洗礼を受ける」というおよそ東大特進に来る前に満たすべきであろう目的のために来ていました。しかし講座を受け、問題演習をするにつれて問題に飛びつかず方針検討をする習慣、また別解を求める姿勢が身につくようになり、最終的には∃と∀を使った同値変形にも慣れてきたので取る価値はあると思います。(なお全受験生活・全塾を通して私が受講した数学の講座はこれしかないため、この感想は必ずしも『数学の真髄』の特徴を反映しているとはいえません)
  • 地理:村瀬哲史先生の『東大地理特講』を受講しました。内容としては教科書、資料集に必ず載っており東大では使い古されたネタを独特な身体表現を交えて解説する、というものなのですが、覚えることが少ないためややもすれば放置してしまいそうな地理のやる気を維持するのに添削課題は一役買っていました。
  • 世界史:荒巻豊志先生の『東大世界史』を受講しました。私が通史を勉強するのと第1問の授業の進むペースが大体同じであり、第1問の解説で知識の補充も並行して行いました。予習で多くのことを調べたことで知識を身につけることはできたのですが、主題の把握や構成において数学に似た解き方をする第1問対策としては、第2問で何を書けばいいかイメージをつかめるくらいの知識が必要です。それさえついていれば先生の書き方を聞くことで、意図していなかったことばとの邂逅から来る感激を味わえると思います。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 試験本番は開始30分前からトイレに行くには申告が必要となり、行きづらい雰囲気になります。私は英語の試験で残り15分になったときにトイレに行けず正常な判断に基づいた解答ができませんでした。直前期の演習は食事時間やトイレの時間も本番通りに行うとよいです。こういうことがあるので、本番の点数は模試から30点くらい下がると思って判定なんて気にせずに勉強しましょう。
 受験直前期にはメンタルについてSNS上などで色々な風説が飛び交うと思います。ただ息抜きや精神状況維持の手段は自分で見つけるに限ります。私は東京近辺の拠点性の高い駅に行って町歩きを楽しんだり、麻雀牌を磨いてその意匠を賞美したりしていました。

■学習方法

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