共通テスト 1日目解答

地理歴史

9:30-11:40

公民

9:30-11:40

国語

13:00-14:20

英語

15:10-18:10

共通テスト 2日目解答

理科①

9:30-10:30

数学①

11:20-12:30

数学②

13:50-14:50

理科②

15:40-17:50

理科① 地学基礎

設問別分析

第1問 固体地球
A
問1 地震に関する知識問題である。津波が生じるメカニズムが分かっていれば解ける。
問2 地球は自転の遠心力によって赤道方向に膨らんでいる。
極と赤道でだ円の曲率を考えながら図を描いてみれば解ける。

B
問3 ユルストローム・ダイアグラムの見方を問うている。慌てず選択肢と図を見比べて考察していけばよい。
流速10cm/sと100cm/s付近で横軸に平行な直線を入れて考えればよい。
問4 図を見ながら流速と堆積物の粒径について考察する問題である。
地点Xが時間の経過とともに堆積物で埋まっていき、浅くなっていくことが分かれば解ける。

C
問5 一見すると化学の資料分析のような問題である。ウでは化学組成を考えれば解ける。
長石は深成岩である斑れい岩・花こう岩では明確に見られるであろうから、アが求まる。イは知識として持っていなければ難しい。
問6 マグマの冷却過程を問うている。
リード文にあるとおり、枕状溶岩とはマグマが大量の水で急冷されてできたものであると分かっていれば平易である。
問7 溶岩の粘性とSiO2含有量についての考察問題である。
玄武岩質溶岩同士でSiO2含有量に大差は無いことと、温度が下がれば粘性が大きくなってしまうことを利用すれば正解に達する。

第2問 気象と海洋
A
問1 等圧線をしっかり読めば解ける。選択肢が4つだけなので、気圧を読み取るときに細かく数値を捉えようとする必要は無い。読み取ることができれば、計算は単純である。
問2 中学で習うように、低気圧の中心へ向かって反時計回りに風は吹き込むことを問うている。
風向があまり変化していない御前崎港、風向が大きく変化している大阪港の順に分析すれば解きやすいだろう。

B
問3 温室効果とエネルギー収支の仕組みが分かっているかを問うている。
温室効果ガスは、赤外線を吸収するだけでなく放射することが分かっていないと難しく感じたであろう。
問4 温室効果ガスに関する知識問題であるが、消去法でも解ける。
温室効果ガスのおかげで地球は温暖であることを暗に問うている。

第3問 宇宙
A
問1 恒星進化の基本問題である。
太陽は銀河系のある場所で星間雲が収縮をはじめてできたことが分かっていれば解ける。
問2 宇宙進化の基本問題である。
近年、頻出である。宇宙は誕生した後激しく膨張し、小さい粒子から形成されたことが分かっていれば解ける。
B
問3 天体の種類に関する基本問題である。
銀河は見かけの形状で分類されていることが分かっていれば解ける。
問4 図とグラフを見比べて考察すればよい。
2月15日にはXの半径がPの半径の2倍であるから、面積が4倍となる。これをグラフに当てはめれば解ける。