環境計量士

自然に関する仕事

汚染・騒音・振動・有害物質などのレベルを測定し、分析する仕事です。法律で指定された項目や環境汚染物質を、法律で定められた方法で測定し、そのデータを計量証明書と共に発行します。環境計量士は国家資格です。よって、計量証明書は環境計量士でないと発行することができません。

具体的には、住宅地や学校が建設されるときなどに、その土地の水・土・空気などを採取して、そのサンプルを化学分析するのが仕事です。専門的な化学の手法を用いて、サンプルの中から環境汚染物質の濃度などのデータを集め、記録します。このデータが、のちに人々の健康や環境改善に役立っているのです。

環境計量士になるためには、大学で化学を専攻し、化学分析の基礎を学ぶ必要があります。卒業後は、環境コンサルティング会社などのうち、計量することを法的に認められている計量証明事業所に就職して、環境測定の実務を学びながら国家試験にチャレンジします。試験に合格し、所定の実務経験を積んで初めて環境計量士として認定されます。

POINT

  • 汚染・騒音・振動・有害物質などを測定・分析する
  • 大学で化学を専攻し、化学分析の基礎を学ぶ
  • 計量証明事業所に就職し、国家試験に合格する

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