プレス工

機械・電気・化学に関する仕事

金属板を機械の型で押しつけることによって、自動車のドアやカメラなどに用いられる小型精密部品を作る仕事です。電気製品のみならず生活用品全般は、プレス技術がなければ大量生産できないものがたくさんあるため、工業製品の製造にはなくてはならない仕事です。

プレス工になるための資格は特にありません。学校卒業後、プレス機器を扱う会社に就職するのが一般的です。実務経験を5年積むと「プレス機械作業主任者」の受験資格が与えられます。プレス機械の保守や安全を管理する現場の責任者に必要な資格です。職場でのレベルアップのために取得するとよいでしょう。

プレス機械での作業は、一歩間違うと指を切断してしまうような大事故を引き起こしかねません。目標を設定し、安全第一で正確に、コツコツと仕事に向き合える資質が必要になります。最近では、プレス工場の海外への移転も多くなっています。工場の責任者として海外に赴任する際は、語学力とコミュニケーション能力も求められます。

POINT

  • プレス機械を用いて工業製品の部品を作る
  • プレス機械を扱う会社に就職するのが一般的
  • 取得すると有利な資格・免許あり

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